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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2010/09/30(Thu)

四国・九州アイランドリーガー伝 #13

やべっ!!!

9月30日(木)付けデイリースポーツ朝刊に掲載(中四国版のみ)の
『四国・九州アイランドリーガー伝』#13に登場したのは!!

ドッグスの扇の要、
飯田一弥捕手(高知FD)です。

わーっ!!
まだコンビニ売ってるよねぇ!?
僕は夕方買ってきましたけど。

今週もよろしく!!



※ 当blogに掲載している文章、写真の無断転用はすべて禁止します。
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2010/09/30(Thu)

長崎セインツ、ラストゲーム

2010.9.26. 長崎セインツ、ラストゲーム
長崎セインツがアイランドリーグを去る
(写真協力:香川オリーブガイナーズ球団)

四国・九州アイランドリーグ2010 後期公式戦
2010.9.26. 香川オリーブガイナーズ 9‐5 長崎セインツ 8回戦(後期最終対戦) <レクザムスタジアム> 観衆903人

 長崎S 210 000 002| 5
香川OG 000 234 00×| 9

勝 キム・ギョンテ 1勝2敗3S
敗 本田茂雄 3勝5敗

バッテリー
 長崎S 本田、小林、藤岡、石田、土田 ‐ 富岡
香川OG キム、大場、西村、伊藤、酒井 ‐ 上ノ下、西森

本塁打
 長崎S
香川OG 中村9号満塁(6回、藤岡)


 アイランドリーグから長崎セインツの灯が消える。あくまで非公式ではあるが、すでにリーグへ来季の不参加を伝えているという情報もある。長崎Sにとっては今季最終戦であると共に、アイランドリーグで戦ってきた3年間のラストゲームということになる。昨日、前後期完全優勝を決めた香川オリーブガイナーズを相手に、敵地・レクザムスタジアムに乗り込んだ。
 香川OG先発左腕、キム・ギョンテ(34歳、韓国)の不安定な立ち上がりを攻め、長崎Sが走者を溜める。一番・大西正剛(23歳)が初球を鋭い当たりで左前に運ぶと、四球、キムの二塁悪送球などで無死満塁に。四番・根鈴雄次(37歳)への押し出し死球で1点を先制した。さらにキムの暴投で三塁から二番・水口大地(21歳)が生還、2点目を奪う。長崎Sは2回表にも先頭の八番・駒井昌之(25歳)が左中間を破る三塁打を放つと、一番・大西の中前適時打で3点目を奪った。
 長崎S先発左腕、本田茂雄(25歳)は香川OG打線を序盤3回まで無安打、無失点に抑える。だが4回裏二死から2本のヒットと死球で満塁にすると、七番・甲斐弘樹(18歳)に左翼フェンス直撃の2点適時二塁打を浴び、1点差に詰め寄られる。
 香川OGは5回裏、さらに打線を爆発させる。九番・西森将司(22歳)の左前安打、一番・大原淳也(26歳)の右越え適時三塁打で同点に追い着くと、二番・智勝(近藤智勝・27歳)が左前に適時安打、3連打で逆転に成功した。さらに本田に代わった二番手・小林憲幸(25歳、元千葉ロッテ育成)から四番・中村真崇(26歳)が右前適時打を放ち5点目を奪う。6回裏にも長崎Sの三番手・藤岡快範(24歳)から四番・中村が左翼スタンドへ9号満塁本塁打をたたき込む。9点目を奪い、差を一気に6点に拡げた。
 キムに代わって6回から大場浩史(24歳)が、8回から左腕・西村拓也(21歳)が長崎Sを無安打に封じ込める。だが9回表、長崎Sは最終回の攻撃で意地を見せる。
 先頭の七番・林孝明(23歳)の打った速い二ゴロを二塁手がファンブルし、出塁する。代打攻勢を掛けた長崎Sは、一死から熊本誠也(26歳)が右前安打で続いた。二死一、二塁としてここまでノーヒットの二番・水口は初球を左翼線深くに弾き返す適時二塁打を放ち、2点を返した。しかし三番・陽耀華(25歳、台湾)が投ゴロに倒れ、最後の攻撃を終えた。
 香川OGが9対5と逆転勝ちで長崎Sを下した。試合後、両チームが握手を交わし健闘を称え合うと、三塁側の長崎Sファンからだけでなく、一塁側スタンドの香川OGファンからも長崎Sへの惜別のコールが送られた。


『長崎セインツ、ラストゲーム』

 情報は錯そうしている。9月26日の時点で長崎セインツの『今後』は正式には発表されていない。本当にこの試合が長崎Sとしての最後の試合になってしまうのか。試合前、ある選手は「もう次、ないですから。解散ですからねぇ…」とはっきり口にした。
 首脳陣控室で古屋剛監督がこんな話をしてくれた。
「選手たちは(今後)野球やる人もやめる人も、セインツのユニフォーム着てやるのは多分これが最後だから、みんなそれぞれ想いはあると思うから。その想いをグラウンドでぶつけて欲しい。自分の持ってるものを」
 可能性はゼロではない。だが、球団オーナーはすでにスタッフ、選手たちに来季、アイランドリーグに参戦しないことを伝えている。敵地、高松・レクザムスタジアムで戦うこの香川オリーブガイナーズとの今季最終戦が、四国・九州アイランドリーグにおける長崎Sのラストゲームになる。それは疑いようのない事実だった。
 試合前のダッグアウトに、さほど悲壮感は漂っていない。
「最後は楽しく、勝って終わろう!!」
選手同士で合言葉のように話し合っていた共通の想いがある。試合前のシートノックを終え、これが本当に最後となる円陣で、3年間主将を務めた松原祐樹(27歳)はただ一言、こう言った。
「このメンバーでやるの最後だから、頑張っていきましょう!!」
 序盤、立ち上がりのペースを完全に乱していた香川OG先発・キム・ギョンテ(34歳)から3点を奪ったことは、この試合を勝利で終えることへの強い可能性を感じさせてくれた。3点のリードを奪い、中盤へと差し掛かった4回裏二死、ここまで香川OG打線をノーヒットに抑え込んでいた本田茂雄(25歳)がつかまる。走者を溜めてから長打を浴び、2点を失う。
 やはり最後まで投手陣の総合力の差に泣いたと言っていい。5回裏に3点を追加され逆転を許すと、6回裏には四番・中村真崇(26歳)に左翼スタンドへ豪快に満塁弾をたたき込まれた。合計9失点。長崎Sは逆に6回以降8回までノーヒット、香川OG投手陣を打ち崩すことができず、凡打の山を築いた。
 9回表、先頭の七番・林孝明(23歳)がワンボールツーストライクと追い込まれた。今年でユニフォームを脱ぐことを決めている。長崎Sの一員として最後の打席であり、自分自身のプロ野球選手としての最後の打席でもあった。
「こんないい球場で、お客さんがいるなかで、緊張してできる試合は人生最後だと思う」
 感触は悪くなかった。鋭い当たりのゴロが二塁手と二塁ベースの間に転がる。逆シングルでグラブを出した二塁手・智勝(近藤智勝・27歳)が打球を弾き、「E」のランプが灯る。
 ここから長崎Sは代打攻勢に出た。最初の代打・安田慎太郎(25歳)が初球を左翼線深くに打ち上げ、倒れた。香川OGベンチはマウンドの伊藤秀範(28歳、元東京ヤクルト)を下げ、酒井大介(23歳)を送る。チーム事情により袂を分けたが、今年前期まで同じ長崎Sのユニフォームで戦ったピッチャーである。
 2人目の代打・熊本誠也(26歳)が右打席に入った。ファウルが2球、右方向と後方に飛んだ。力が入りすぎているのが自分でも分かる。無理もない。この場面で力が入ってしまわない訳がない。だが、なんとか冷静になろうと必死に心を静めた。
「ヒットを打とう! じゃなくて、次につなげたい! と思ってました。たまたまヒットになっただけです。最後はもう頭のなか真っ白に。無心になれました」
 4球目、外角へのボールをうまく右へ流した。ライト線にライナーで飛んだ打球がヒットになる。一塁ベースに立つと、ベンチに向かって両手の拳を高く挙げた。
 3人目の代打・金崎恭平(20歳)の打球がピッチャーの前に転がった。マウンドを降り、素早く一塁へ送球する。頭から一塁ベースに飛び込んだ金崎の判定は「アウト」だった。これでツーアウト二、三塁、なんとかランナーは進めることができた。しかし、それだけではなかった。金崎が見せた闘志溢れるヘッドスライディングは、続く二番・水口大地(21歳)の闘志にも火をつけていた。
「代打で出た人が結果出して、金崎もヘッドスライディングして。あれ見て『自分で終わりたくない!』って思いました」
 初球の変化球がレフト線に舞い上がる。あわやフェンス直撃か! という文句なしの長打に、ランナー2人が次々と本塁へ生還を果たした。水口も悠々と二塁に進む。大きなガッツポーズは見せず、はにかんだような笑顔だけを見せている。
 本塁生還を果たした熊本がベンチで号泣していた。それを見た松原が涙し、また他の選手が涙を流した。最終回にもぎ取った2点は、最後の最後まで諦めることのなかった長崎Sが意地でつかみ取った2点だった。
 最後の打者、三番・陽耀華(25歳、台湾)がピッチャーゴロに倒れ、ゲームセットとなった。5対9。9月26日、20時52分、長崎Sのラストゲームが終わった。
 最後の挨拶をする長崎Sの首脳陣、選手たちに、球場にいた誰もが温かい拍手を贈る。西田監督以下、香川OGの選手たちも三塁線近くまで歩を進め、それぞれに握手を行った。一塁側のガイナーズファンからも大きなセインツコールが沸き起こる。ただ消えていくのではない。彼らは燃え尽きたのだ。戦い抜いた者たちに送られる賞賛の拍手だった。
 試合終了後、長崎Sのバスの周りには彼らを見送ろうとするたくさんのファンが待っていた。1人、また1人と球場に続くスロープを登って歩いてきた選手たちがファンの波にのみ込まれる。長崎Sの選手としてこうしてファンと接することも、もうなくなる。
 根鈴雄次(37歳)が最後にこんなことを言っていた。
「地元のファンの方なんかもそうだと思うけど、消えちゃうってことが今はまだ実感ないと思うんですよね。来年、シーズンが始まる頃に、なくなっちゃったんだってことを実感するんじゃないかなぁ。仕事帰りなんかに当たり前のように『あそこに行けば野球が観られる!』って言ってたのがなくなる訳だから。…そういうのがね」
 もうこのメンバーでレクザムスタジアムに来ることも、キツい遠征に向かうこともない。バスがゆっくりと動き出し、球場に別れを告げた。セインツのファンだけではない。選手たちを最後まで見送ろうとしていたガイナーズファンの声とが一つになって、「セインツ! セインツ!」のコールが闇に響いていた。


長崎S、ラストゲーム終了後コメント

「出会えたのが何かの縁」 古屋剛監督

「選手たちはね、常に全力を出してたと思うし、そのなかで勝ち負けに関してはこっちサイド(首脳陣)の責任です。こうやって野球だけじゃない、出会えたのが何かの縁だと思うし、これからの人生にプラスになると思う。野球をやってたから出会えたことのつながりがあると思うし。僕も監督やろうと思って来た訳じゃなくて、長富監督を支えようと思って来たんだけど。このチームは松原を中心に『地元を盛り上げよう!』ってやってきて、松原が人一倍頑張ってたと思うし、松原があっての長崎セインツだと思います。今のオーナーがいなければセインツという球団もなかった訳で、指導者としてのチャンスを与えてもらって感謝の気持ちです」

「新たにチャレンジする球団が出てくれれば」 谷口功一コーチ

「こればっかりは仕方のないことだから。あとから参加させてもらった球団だし、他の球団がある程度できあがってるなかで、去年は優勝もできたし、オーナーの頑張りを認めるべきだと思う。挑戦っていうか、独立リーグのチームができたり潰れたりするなかで、また新たにチャレンジする球団が出てくれればいい。それは独立リーグにとっていいことだと思う。選手には球団が代わってもいい経験を積んで欲しい」

「過酷なのが当たり前になってた」 3年間、主将を務めた松原祐樹内野手

「結果的にこういう結果なんですけど、一番3年間のなかで過酷でした。いろんな面、移動も含めて、三重だとか大阪だとか、泊まる場所だとか、過酷な1年でした。こんなキツいこと、もうないかな? と思います。今年はみんな、その過酷なのが当たり前になってました。苦労した仲間だから気持ちがつながってたかな、と思います。でも、誰もやめたいって言わなかった。みんな野球でつながってました。自分は地元(出身)で、徳島から帰ってきて、地元でまたやれたってことは大きなことでした。地元にプロ野球の球団があるなんて、奇跡みたいなもんじゃないですか! なくなるのは辛いですね。どっちにしろ自分は今年で上がる予定だったんですけど。最後も2点獲ったんで。球場来るときのバスのなかで『ラストやな~』って言ってたんですけど、最後の方、みんなベンチでポロポロ泣き出して。クマ(熊本)が号泣してて…」

「こんな試合、人生最後だと思う」 9回表、先頭打者として出塁した林孝明内野手

「自分も今年でやめようと思ってて、4年、クラブチームのときからやってきましたから。自分的にもセインツも最後の試合だったんで。(最終打席、打った)感触は最高でした。とりあえず今までやってきたことを全部出して、1球1球集中して、こんな緊張してできる試合人生最後だと思う。こんないい球場で、お客さん観ててくれて、こういう試合は最後になるなと思ってました」

「セインツらしい試合ができた」 9回表、右前打でつないだ熊本誠也捕手

「最後はみんな思い切って『勝って終わろう!』って。リードされても返そうって。なんとか結果ヒットになりましたけど、ヒットを打とう! じゃなくて、次につなげたい! と思ってました。たまたまヒットになっただけです。最後は頭のなか真っ白でした。無心になれました。(9回の得点は)ものすごい1点が、今までと違う1点というか、たとえ5点差あっても1点獲ろうって。早々と終わることが決まってたんで、最後9月に入ってからみんなギクシャクしてたというか。最後の最後でセインツらしい試合ができました。今年が一番キツかった。三重行って大阪行って、マイクロバスで。1人1畳のスペースで雑魚寝して。でも、5月とか前期終わって(チームが)終わる話もあったなかで、今思えば最後までやらせてもらえたことに感謝してます」

「淘汰があるから発展がある」 精神的支柱となった根鈴雄次内野手

「後期のスタートだけ先頭争いできたんですけど、ファンの方には見せ場がそこしかなかったんで、申し訳ないと思います。こういうことも含めてマイナー・リーグ、あえてマイナー・リーグと呼びますけど、メジャーとは違う環境でやらざるを得ないのは僕らの性だし、そのなかから輝きが出せる人、去年より伸びてる人もいる。気持ち的には九州でもアメリカでも、淘汰されるから全体が発展して行くんだと思います。地域にスポーツエンターテインメントを無理やり作っても、やっぱり自然に地域の熱がワーッと出てこないと難しい。僕はまだまだやりますよ!『やめろ!』って言われてもやりますから」

「やっぱりセインツから」 8回裏、セインツ最後のマウンドに立った土田瑞起投手

「全然最後とか気にしてなくて、フェニックスのこと考えて。試合終わってみんな泣いてるの見て、3年間やってきてキツかったことを思い出してました」
(ほとんどストレートで押してましたが?)
「1回スライダー投げただけです。スライダーのサインも出たんですけど首振って、真っ直ぐでって。ベンチから煽られたっていうか、『スピードガン見とったろ!』って言われて。145㌔はびっくりしました。最近ではベストだったんで。いい感じで投げられました。やっぱ香川は一番から四番まで打率3割の人ばっかりなんで」
(セインツの土田としてNPBに行きたいって言ってた)
「3年間やってきたんで。やっぱりセインツから」

「自分で終わりたくない」 9回表、価値ある2点適時二塁打を放った水口大地内野手

「最後って分かってたから、僕で終わりたくなかった。みんなと最後まで楽しくやりたいなって言ってて、監督、コーチも。あんな飛距離の打球打ったことなかったから。とにかく自分で終わりたくない! ってそれだけでした。さみしさもありますけど、やれて良かった。チームの先輩やいろんな人の分まで精いっぱいやりたかったんで」


「このメンバーでやれてよかった」 3点目のホームを踏んだ駒井昌之外野手

「『みんな楽しく悔いなくやろう!』って松原さんが言ってて、負けたくなかったんですけど…。このメンバーでやれて良かったと思います。2年間ありがとうございました」



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2010/09/26(Sun)

2010.9.25. 香川OG 5‐1 長崎S

2010.9.25. 四国・九州アイランドリーグ2010 後期公式戦
香川オリーブガイナーズ 5-1 長崎セインツ 7回戦 <レクザムスタジアム>
コラム『「心から褒めてくれる感じでした」』は、『THE STADIUM』(http://thestadium.jp/)に掲載されています。




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2010/09/25(Sat)

2010.9.24. 香川OG 8‐0 愛媛MP

四国・九州アイランドリーグ2010 後期公式戦
2010.9.24. 香川オリーブガイナーズ 8‐0 愛媛マンダリンパイレーツ 8回戦(後期最終対戦) <レクザムスタジアム> 観衆708人

愛媛MP 000 000 000| 0
香川OG 010 112 30×| 8
※ 前川勝彦投手がリーグ2度目のノーヒットノーランを達成

勝 前川勝彦 13勝1敗
敗 入野貴大 7勝5敗

バッテリー
愛媛MP 入野、岸、山下 ‐ 岡
香川OG 前川 ‐ 上ノ下

本塁打
愛媛MP
高知FD 大原8号ソロ(5回、入野)、国本7号3ラン(7回、岸)


 後期優勝を賭けた天王山、首位・香川オリーブガイナーズ対2位・愛媛マンダリンパイレーツとの直接対決は、エース前川勝彦(31歳、元オリックスほか)の好投の前に愛媛MP打線が沈黙する結果となった。
 2回裏に先制し、3回以降イニングごとに得点を奪う香川OGは5点のリードを奪って迎えた7回裏、五番・国本和俊(26歳)の左中間への3ランで試合を決めた。
 前川は6四死球を出しながらも愛媛MP打線をほぼ完ぺきに封じ込める見事な投球で1本のヒットも許さない。9回表、代打・大津慎太郎(25歳)の右飛を右翼手・洋輔(近藤洋輔、29歳)が捕り、アイランドリーグ2度目のノーヒット・ノーランを達成した。
 香川OGが8対0で愛媛MPを下してマジック「1」、後期優勝へ王手を掛けた。25日の長崎セインツ戦(レクザム)に勝利するか、同日行われる愛媛MP対徳島インディゴソックス戦(坊っちゃん)で愛媛MPが敗れれば、前後期完全優勝となる。

試合後コメント

西田真二監督(香川OG)
「みんな大いに優勝を意識してましたし、打線も智勝の3打点が大きい。大原、国本とよく打ちました。ここまで来てチームプレーも大事ですけど、個人成績も意識してね。ピッチャーも前川はテンポ良く投げて大事な試合で力を発揮してくれた。ノーヒットノーラン、「0」ですから。9回守りも良く守った。最後まで我々はやるべきことを最後までやる。よく打ったし、よく投げたし、よく守った!」

ノーヒットノーランを達成の前川勝彦投手(香川OG)
「5回終わってジョー(捕手・上ノ下)とノーヒットノーランのことは話してました。今日に限っては真っ直ぐが良かった。タマ自体も良かったです。もったいないと言えばムダなフォアボールが多かった。それが反省する点です。(ノーヒットノーランは)たまたまできただけなんで。7回終わったくらいに監督から『最後までヒット打たれへんかったら投げさせる』って言われて、交代するのも嫌やったから。最後の最後で2本やってもうて、笠井も洋輔もよう捕ってくれた。感謝したいし、8点も捕ってくれて野手のみんなに感謝したい」
(9回表の2本の外野フライは正直焦りましたか?)
「1本目は笠井が大丈夫やなと思って、2本目は低かったし『打たれたかな?』と思いました。洋輔がいいポジショニングしてくれてたんで助かりました。大事な試合であることは分かってて、先に点を与えないように粘り強く投げようと思ってました。初回3人で終わって、いけるなと思いました」

マスクを被った上ノ下健捕手(香川OG)
「前川さんの真っ直ぐが良かったんで、何投げても大丈夫だと。とにかく真っ直ぐ中心に変化球、カーブとかで緩急つけて。前の試合(9月18日、高知FD戦、東部)のときに、僕じゃなかったんですけど『真っ直ぐの感覚がいいわ!お前だったら抑えられてた』って言ってもらえたんで…」
(意識してリードした部分は?)
「右バッターの内に真っ直ぐで、もう真っ直ぐ・真っ直ぐ・勝負球! みたいな感じでほとんど3球勝負でした。相手がどうこうよりも、前川さんのいいイメージを活かした方がいいと思ってたんで。最後にフォアボールあったじゃないですか。簡単に打たれるよりフォアボールでいいからヒットは避けようと思ってました」
(9回の外野フライ2つについて)
「2本目が危なかったです。(大津には)前に落とされるのが一番嫌だったんで、外のスライダーとかじゃなくてインコースにシュートを要求したんですけど、曲がらなくて。甘めになりました」

9回表二死、ウイニングボールをつかんだ洋輔外野手(香川OG)
「緊張しました。『絶対くんな! ゴロなんて絶対くんな!』と思ってました。ポテンヒットが一番嫌やったから」
(最後の右飛は?)
「ライン際に切れる感じで、スライスっていうよりもドライブ気味に。ノーヒットノーランは僕らでやられてましたから(06年6月3日、高知FD戦、高知市営球場)。飛んで来るんやったらイージー(フライ)で来い! って。大津のポジショニングは頭に入ってるんで、ちょっとライン寄りに守ってました」




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2010/09/25(Sat)

2010.9.24. 高知FD 7‐2 徳島IS

四国・九州アイランドリーグ2010 後期公式戦
2010.9.24. 高知ファイティングドッグス 7‐2 徳島インディゴソックス  8回戦(後期最終対戦) <高知球場> 観衆296人

徳島IS 000 000 020| 2
高知FD 002 400 10×| 7

勝 山慎一郎 6勝4敗
敗 大川学史 12勝4敗

バッテリー
徳島IS 大川、片山、岩崎 ‐ 山村、菊永
高知FD 山、山中 ‐ 飯田

本塁打
徳島IS
高知FD 

 逆転でのリーグチャンピオンシップ出場を懸けて年間勝率2位を争う2チームの直接対決である。ゲーム差は「0.5」、残り試合数は「3」であり、この試合に勝った方が圧倒的に有利な状況となる。試合は昨日に続き、強い風が舞う高知球場で行われた。
 先行して逃げ切るパターンで8連勝と勢いに乗る徳島インディゴソックスだったが、高知FD先発・山慎一郎(20歳)に手こずる。初回に2本のヒットを出しながら二塁まで走者を進められず、先制のチャンスを逃した。
 高知FDも1回裏、徳島IS先発の大川学史(25歳)から好調の一番・西本泰承(24歳)が一塁への強襲安打で出塁する。すぐさま二塁盗塁に成功したあと、送りバントと四球で一死一、三塁としたが、四番・龍央(中村竜央、29歳)が1‐4‐3と併殺に倒れ、こちらも先制のチャンスを逃した。
 3回表二死一、二塁のピンチに、山が四番・國信貴裕(27歳)を外角高めへのストレートで三振に切って取る。序盤3イニングの徳島IS打線を0点に封じ込めると3回裏、高知FDがチャンスをつかむ。四球とヒットで二死二、三塁として三番・梶田宙(27歳)の打球は遊ゴロに。イレギュラーとなった打球が遊撃手の一塁悪送球を誘い2者が生還、相手のミスを突き2点を先制した。
 高知FDは4回裏にも打線を爆発させる。先頭の五番・村上祐基(23歳)が三遊間を破って出塁すると、二死一、二塁から九番・飯田一弥(24歳)が一、二塁間を破る適時安打を放つ。続く一番・西本の打球はセンター右中間へのフライとなったが、強い風に押されて中堅手が追いつけない。2点を奪う適時三塁打となったあと、二番・流大輔(21歳)も一塁への適時内野安打で続き、この回4点を追加。6対0と大量リードを奪った。7回裏にも徳島ISの三番手左腕・岩崎雄也(23歳)から四番・龍央の左翼線への適時二塁打でさらに1点を追加した。
 7回を無失点で切り抜けた山に代わって8回からマウンドに登った山中智貴(21歳)だったが、徳島IS打線につかまる。8回表一死から四球とヒットで一、二塁としたあと、三番・関口大志(21歳)が一、二塁間を破る適時安打で1点を。四番・國信の二ゴロの間に三塁から斉藤雅俊(23歳)が還り2点を返した。
 しかし山中は9回表のマウンドで本来の投球を見せ、徳島ISの攻撃を打者3人できっちりと締めた。高知FDが7対2で徳島ISを下し、年間勝率でのゲーム差を1.5まで開くと同時に、徳島ISに対するマジック「1」を再点灯させた。25日のゲームで高知FDが三重スリーアローズ(JFBL)に勝つか、徳島ISが敗れるかで年間勝率2位が確定する。




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2010/09/24(Fri)

「思い切って楽しもう」

四国・九州アイランドリーグ2010 後期公式戦
2010.9.23. 高知ファイティングドッグス 4‐6 愛媛マンダリンパイレーツ 8回戦(後期最終対戦) <高知球場> 観衆631人

愛媛MP 310 000 020| 6
高知FD 103 000 000| 4

勝 岸敬祐 5勝9敗1S
S 徳田将至 0勝0敗5S
敗 濱田兼信 1勝1敗

バッテリー
愛媛MP 赤嶺、森、岸、能登原将、徳田 ‐ 岡
高知FD 武田、濱田、山隈、丸野 ‐ 飯田

本塁打
愛媛MP
高知FD 


 いよいよここからの4連戦で2010のレギュラーシーズンも幕を閉じる。香川・観音寺での首位・香川オリーブガイナーズ対大阪ゴールドビリケーンズ(JFBL)のゲームは雨のため早々と中止になった。2ゲーム差で香川OGを追う愛媛マンダリンパイレーツが、残り4戦で逆転首位の座を奪うことができるのか? 逆転リーグチャンピオンシップ出場を懸け、高知ファイティングドッグスは年間勝率2位の座を守り切ることができるのか? それぞれのチームにそれぞれの思惑が交差する。高知FD対愛媛MPの後期最終戦は、高知FDのホーム・高知球場で強い風がレフトからライト方向に吹くなか行われた。
 初回、高知FD先発・武田大輔(25歳)の立ち上がりを愛媛MP打線が捉える。2本のヒットと四球で無死満塁としたあと、四番・西村悟(27歳)が一塁線を抜く2点適時安打を放ち、たった12球で武田をマウンドから引きずり下ろした。無死一、三塁から二番手としてマウンドに登った左腕・濱田兼信(19歳)の暴投で1点を追加、まず3点を先制した。
 だが、高知FDもすかさず反撃に出る。愛媛MP先発・赤嶺祥悟(23歳)から一番・西本泰承(24歳)が右前安打で出塁すると、二盗にも成功し送りバントで一死三塁に。三番・梶田宙(27歳)の左犠飛により西本が生還、1点を返した。
 2回表、愛媛MPは先頭の九番・金城直仁(26歳)が四球を選ぶ。送りバントで二塁へ進んだあと見事な三盗を決め、一死三塁のチャンスをつかんだ。二番・高田泰輔(21歳)の打った遊撃手へのゴロを遊撃手がファンブルする間に三塁から金城が生還、4点目を奪った。
 3回裏、高知FDは先頭の九番・飯田一弥(24歳)が四球、一番・西本の遊撃手後方に落ちるテキサスヒットで無死一、二塁と走者を溜める。二番・流大輔(21歳)は2度の送りバント失敗のあと、5球目にバスターを敢行。これが右前への適時安打となり、1点を返した。さらに二死二、三塁として五番・村上祐基(23歳)が2点適時打となる中前打を放ち、4対4の同点に追い着いた。
 振り出しに戻った試合は中盤からこう着状態となる。ペースをつかんだ濱田は4回以降、追加点を与えないどころか6回まで愛媛MP打線を無安打に封じ込める。7回表先頭の九番・金城にバントヒットを許したが、この回も無得点に抑えた。愛媛MPも5回裏から赤嶺に代わり森辰夫(22歳)、6回裏途中から左腕・岸敬祐(23歳)と継投策で凌ぎ、走者を背負いながらも高知FDに得点を許さない。
 試合が動いたのは8回表、二死から愛媛MPの六番・古卿大知(30歳)が中堅左への二塁打を放つ。高知FDベンチは97球を投げた濱田に代え、三番手・山隈茂喜(27歳)をマウンドに送った。
 期待に応えたい山隈だったが打者2人に連続四球を与え、二死満塁とピンチを広げてしまう。九番・金城への押し出し死球で勝ち越しを許すと、一番・秋山繁(22歳)にも中前打を浴び、追加点を許した。
 8回裏の高知FDの攻撃を、セットアッパーとしてマウンドに登った四番手・能登原将(25歳)がピシャリと抑える。高知FDも8回裏途中からリリーフした四番手・丸野裕司(22歳)が9回表、愛媛MPの攻撃を三者凡退で抑え、反撃へのリズムを作った。
 9回裏、愛媛MPは満を持してクローザー・徳田将至(27歳)を投入する。2点差を追う高知FDは一番・西本、二番・流が連続安打で出塁し、一死一、二塁と一打サヨナラの場面を作る。だが徳田は三番・梶田を外角へのスライダーで空振り三振に獲ると、四番・龍央(中村竜央、29歳)にもスライダーをつまらせ、遊ゴロに打ち取った。
 愛媛MPが6対4で高知FDを下した。2イニングを抑えた岸が5勝目、徳田に5つ目のセーブポイントが記録されている。この結果、愛媛MPは首位・香川OGとの差を「1.5」に詰め、明日24日、逆転優勝を目指しレクザムスタジアムでの直接対決に臨む。
 高知FDは年間勝率2位確定へのマジック「3」が消滅。ナイトゲームで行われた長崎セインツ対徳島インディゴソックス戦(佐世保)で徳島ISが勝利したため、年間3位・徳島ISとの差を「0.5」まで詰められる結果となった。こちらも明日、高知球場で直接対決が行われる。


『「思い切って楽しもう」』

 16日、福岡・雁の巣から佐世保に移動しての連戦、そして20日、徳島・アグリあなんでのナイトゲームと、愛媛マンダリンパイレーツはキツい日程を戦ってきている。一昨日のオフを挟み、昨日はいよいよ最後の4連戦を前にしての練習日だった。「疲れた」などとは言っていられない状況が続く。古卿大知(30歳)が言う。
「でも、1日寝たらみんな大丈夫でした」
 4対4の同点、8回裏二死から勝ち越しへの口火を切ったのは古卿の一振りだった。こういう大事な試合ではやはり頼りになる。3度のリーグ優勝、昨年日本一の経験がある。焦れた展開にもまったく焦らず、しっかり自分のスイングに集中できていた。
「1発大きいのを狙って。内やったら(スタンドまで)行ってました。ちょっと外やったから。真っ直ぐ、真ん中外寄りです」
 ロングリリーフとなった濱田兼信(19歳)に疲れが見え始め、球が来ていない。ホームランを狙ってフルスイングした打球はセンターのやや左を越え、勝ち越しへの足掛かりを作る二塁打となった。
 9回裏、クローザー・徳田将至(27歳)が高知FDの反撃を浴びる。連打で一死一、二塁となり、ここで一旦タイムを掛けた。内野手がマウンドに集まる。
「みんなが『3連打はないやろ!』って言ってくれて」
 緊張で固まってしまいそうな空気のなか、野手からの一言が徳田をリラックスさせている。前の打席でレフト前ヒットを放っている三番・梶田宙(27歳)を外角へのスライダーで三振に獲った。続くバッターは四番・龍央(中村竜央、29歳)である。1発を浴びれば、この試合どころか後期優勝まで手から滑り落ちてしまう。
 ここでも古卿は確実な指示を出していた。徳田に一声掛けている。
「タツオさん、(初球の)入りからスライダー狙ってくるから。ボールから入った方がいい」
 5年間、同じユニフォームで戦った龍央のことは知り尽くしている。指示通り初球をボールから入り、2球目のスライダーをつまらせた。打球が二遊間へのゴロとなって転がる。頭から打球に飛び込んだ古卿が、立ち上がって自ら二塁ベースを踏み、ベース上で両手を天にかざした。球場を覆っていた緊張感が、一気にはじけた。
「(最後は)余裕ありました。あそこまで飛び込まなくても良かった(笑)」
 首位・香川オリーブガイナーズを追い掛ける立場である。目の前の試合1戦1戦を勝って行くしかない。当然、古卿もプレッシャーを感じながらこの試合に臨んでいる。だが、それ以上に強い気持ちがあった。
「そのプレッシャーもありましたけど、今シーズンあと4試合じゃないですか。思い切って楽しもうって。そっちの方が強かった」
 まだ、あと4つ試合ができる。優勝争いという緊張感のなかで戦うことができる。残り少なくなった今季のゲームを、楽しめなければ栄光には届かない。楽しむということは、普段の野球を、自分の野球をするということである。楽しめたからこのゲームを獲ることができた。
「負けてたら、あと3試合の意味がなくなる。まだ諦めていないぞ! ってところを見せたいです」
 目の前での胴上げは阻止した。さぁ、明日香川OGを倒して坊っちゃんスタジアムへ帰ろう。残り試合はあと3つ。




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2010/09/23(Thu)

四国・九州アイランドリーガー伝 #12

昨日、一部FMラジオで先行発表があったようですが…(笑)。

9月23日(木)付けデイリースポーツ朝刊に掲載(中四国版のみ)の
『四国・九州アイランドリーガー伝』#12に登場するのは!!

インディゴの新エース、
大川学史投手(徳島IS)です。

この4連戦、どこで投げるのだ!?
彼に素敵なニックネームをつけてあげてください。

今週もよろしく!!



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2010/09/21(Tue)

2010.9.19. 香川OG 4‐8 高知FD

2010.9.19. 四国・九州アイランドリーグ2010 後期公式戦
香川オリーブガイナーズ 4-8 高知ファイティングドッグス 8回戦(最終戦) <観音寺市総合運動公園>
コラム『気持ちの変化』は、『THE STADIUM』(http://thestadium.jp/)に掲載されています。




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2010/09/19(Sun)

同点の9回表、1点差の9回裏

四国・九州アイランドリーグ2010 後期公式戦
2010.9.19. 高知ファイティングドッグス 1‐2 香川オリーブガイナーズ 7回戦 <高知東部球場> 観衆444人

香川OG 000 100 001| 2
高知FD 000 001 000| 1

勝 高尾健太 14勝8敗
S 伊藤秀範 3勝1敗1S
敗 山隈茂喜 4勝7敗3S

バッテリー
香川OG 高尾、伊藤 ‐ 藤嶋、西森、上ノ下
高知FD 山隈 ‐ 飯田

本塁打
香川OG 
高知FD 


 高知ファイティングドッグスと香川オリーブガイナーズ、今季最後の3連戦第2ラウンドは、昨日と同じ高知東部球場でのデーゲームで行われた。高知FDの先発は4年目の山隈茂喜(27歳)、香川OGの先発は目下13勝を挙げハーラートップを走る高尾健太(22歳)、両先発右腕の投手戦となった。
 序盤3イニングを両チーム無得点で終えたあとの4回表、香川OGが山隈を捉える。先頭の三番・中村真崇(26歳)が左中間への二塁打でチャンスを作ると、山隈が手痛いボークで無死三塁に。四番・加登脇卓真(23歳)の右犠飛で中村が還り、先制点を奪った。
 高尾は死球を1つ許しただけの見事な投球を見せ、5回まで高知FD打線を無安打とほぼ完ぺきに封じ込める。たった42球で5回を投げ終えた。
 だが6回裏、高知FDが反撃に出る。一死から八番・大谷龍太(22歳)が中前打で出塁したあと二盗にも成功し、得点圏に進む。一番・村上祐基(23歳)は3球目を中前に運ぶと大谷が生還、同点に追い着いた。
 香川OGは毎回走者を出しながら山隈の粘りの投球の前に追加点が奪えない。7回表二死二塁、8回表一死一、二塁のチャンスも後続に1本が出ず、1対1の同点のまま9回の攻撃を迎えた。
 9回表、先頭の六番・大松陽平(20歳)が三遊間を破る。香川OG・西田監督は代走に枡田克也(22歳)を送ると、七番・洋輔(近藤洋輔、29歳)がきっちりとバントで送る。八番・西森将司(22歳)の中飛に枡田がタッグアップから三塁へ進み二死三塁に。途中出場の九番・智勝(近藤智勝・27歳)は初球をたたくと、右翼線に落ちるテキサス適時打となり枡田が生還、勝ち越しの1点を奪った。
 9回裏、香川OGは伊藤秀範(28歳、元東京ヤクルト)と上ノ下健(27歳)のベテランバッテリーを送り、勝負に出る。1点ビハインドとなった高知FDだが、先頭の一番・村上が右翼線へのヒットで出塁する。しかし二番・流大輔(21歳)の送りバントがうまく転がらず、捕手の前で止まり2‐6‐3の併殺打に。大きなチャンスを失う結果となった。
 伊藤は9回を打者3人で終え、香川OGが2対1で昨日の雪辱を果たした。この結果、後期優勝のマジックが1つ減り「4」となった。高尾が14勝目、伊藤が初めてのセーブポイントを獲得している。ナイトゲームで行われた長崎セインツ対愛媛マンダリンパイレーツ戦(佐世保)で愛媛MPが勝利したため、ゲーム差は「2」のまま。最短での優勝決定の可能性は23日(木)、観音寺での大阪ゴールドビリケーンズ(JFBL)戦終了以降になる。
 高知FDは香川OGとの後期対戦成績を3勝4敗とし、4位のまま借金が「4」となった。ナイトゲームで行われた徳島インディゴソックス対大阪GV戦(住之江)に徳島ISが勝利したため、年間勝率2位を巡る争いは1.5ゲーム差まで縮まっている。


『同点の9回表、1点差の9回裏』

 2試合続けて1点差、最後まで緊迫感のある好ゲームだった。最終回に1つの結果として出たのは、各自がやるべきことをきっちりやってのけた香川オリーブガイナーズと、逆にできなかった高知ファイティングドッグス、その差ではないか。
 9回表、香川OGは先頭の六番・大松陽平(20歳)が三遊間を破り、勝ち越しのランナーが塁に出る。西田監督はここですかさず足のスペシャリスト・枡田克也(22歳)を代走に送っている。七番・洋輔(近藤洋輔、29歳)は一度一塁線を割りファールにしたものの、2度目の送りバントをきっちりと成功させ枡田を二塁へと進めている。
 八番・西森将司(22歳)の中飛に枡田がタッグアップから三塁へと進む。
「走っただけです。上がった瞬間に『これはもういける!』って」
 先頭打者が出て、次の打者が送り、走者も自分の仕事を果たす。ここまで各自がそれぞれの責任を果たしている。
 途中出場のため、これがこの試合初めての打席となった九番・智勝(近藤智勝・27歳)は、初球に食らいついて行った。
「狙いダマのスライダーを待つと、調子がいいときは対応できるんですけど、ボールを見てしまうことが多いんで。今日に限ってはたまたまです」
 決して本来の調子ではなく、しっかりとした自分のスイングができていない現在の状況で、それでも上からのスイングを心がけ、渋いところに落としてみせた。チーム全員でもぎ取った1点である。
 後期リーグ戦もあと6試合となったこの状況で、すでに優勝の可能性は消えてしまったものの、高知FDも年間勝率2位を守るため落とせないゲームが続く。9回裏、一番・村上祐基(23歳)が追い込まれながらも右方向へ鋭い当たりでのヒットを放ち、同点のランナーとして塁に出た。
 この回の頭から先発の高尾健太(22歳)に代わり伊藤秀範(28歳、元東京ヤクルト)がマウンドに登る。キャッチャーも西森に代わり、経験豊富な上ノ下健(27歳)がマスクを被っている。
 無死一塁、左打席に立った二番・流大輔(21歳)に対し、上ノ下は初球をストレートから入ろうと考えていた。ここで伊藤が1球、一塁に牽制球を入れる。
「伊藤とはずっとやってるんで、牽制はほとんど伊藤に任せてあるんですけど、あの牽制のときに『1球目から動いてくるかも。ここは簡単に来るところじゃないな』ってひらめきました。100%バントではないだろうけど、ヒットエンドランもあるし。1球外れてもワンボールだと」
 ストレートから入ろうと考えていた初球を外角へのシュートに変えた。外に逃げるボールでバットの先に当てさせ芯を外す、そんなイメージである。
 本来ならバントは得意なはずの流がここで失敗を犯す。バッターボックスの前にあったでこぼこにつかまり、打球がうまく転がらない。拾い上げた上ノ下が素早く二塁へ送球する。打者走者もアウトとなり、無死一塁から一瞬にして二死走者なしと、大きな逆転のチャンスを逸した。ここで勝負あった。
 試合後、智勝が言った。
「あれはジョー(上ノ下)の経験だね」
 打線のつながりだけではない。守りでもそれぞれがしっかり自分の仕事を果たした。僅差のゲームを1点差で逃げ切った。チームが一丸となって1点を奪い、また1点を守ったゲームである。
 高知FDと香川OG今季最後の公式戦は、1勝1敗で舞台を香川・観音寺に移して行われる。




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2010/09/18(Sat)

6年目のサヨナラヒット

四国・九州アイランドリーグ2010 後期公式戦
2010.9.18. 高知ファイティングドッグス 3×‐2 香川オリーブガイナーズ 6回戦 <高知東部球場> 観衆353人

香川OG 000 020 000| 2
高知FD 100 000 002×| 3

勝 山慎一郎 5勝5敗
敗 橋本亮馬 2勝2敗18S

バッテリー
香川OG 前川、酒井、西村、橋本 ‐ 西森
高知FD 山 ‐ 飯田、宮元

本塁打
香川OG 加登脇9号2ラン(5回、山)
高知FD 

 香川オリーブガイナーズ後期優勝へのマジックは「5」、高知ファイティングドッグスとの3連戦初戦となる後期6回戦は、高知FDのホーム・高知東部球場でデーゲームで行われた。後期リーグ戦4位と高知FDの逆転優勝は厳しくなったが、年間勝率2位でのリーグチャンピオンシップ出場を賭けて一戦も落とせない試合が続く。
 香川OGは目下防御率リーグトップの前川勝彦(31歳、元オリックス他)を初戦の先発に送るが、初回から高知FD打線に連打を浴びる。右前安打で出塁した一番・安田圭祐(22歳)には二盗を許さなかったものの、二番・流大輔(21歳)が三遊間を破って出塁する。四番・龍央(中村竜央、29歳)への3球目が暴投となり、二盗を敢行した流が一気に三塁まで進むと、龍央の中前適時打で高知FDが1点を先制した。
 2回裏、香川OGは七番・甲斐弘樹(18歳)の右翼手の頭上を越える二塁打などで一死二、三塁のチャンスをつかむ。だが、高知FD先発・山慎一郎(20歳)の前にあと1本が出ない。両チーム共に二塁へと走者を進めながら、あと1本が出ない展開が続く。4回裏、高知FDは二死二、三塁と追加点のチャンスをつかむが、この回も無得点に終わった。
 5回表、二死から二番・笠井要一(24歳)が中前安打で出塁すると、三番・加登脇卓真(23歳、元巨人)が4球目をすくい上げ、右中間スタンドに9号2ランをたたき込む。香川OGが2点を奪い逆転に成功、1点をリードして前半を終えた。
 6、7回と高知FDは走者を二塁に進ませながら前川の好投の前にあと1本が出ない。8回裏、この回からマウンドに登った香川OG二番手・酒井大介(23歳)から二死一、二塁のチャンスをつかむと、高知FD・定岡監督は左の代打、中平大輔(28歳)を送る。ここで香川OG・西田監督も酒井をあっさりと代え、ワンポイントリリーフとして左腕・西村拓也(21歳)を送る。西村は期待に応え、代打の代打として打席に立った今中尭大(21歳)を右飛に打ち取ってピンチを凌いだ。
 5回の失点以降、香川OG打線に追加点を許さない山は、6回以降も無安打投球を続ける。9回表も打者3人で終え、味方の反撃を待った。
 山の好投になんとか応えたい高知FDは9回裏、香川OGのクローザー・橋本亮馬(27歳)を捉えた。一死から途中出場の九番・宮元智博(24歳)が三遊間を破ると、一番・安田が四球で歩く。さらに二番・流も一、二塁間を破り、一死満塁とする。三番・梶田宙(27歳)は2球目のスライダーを引っ張り三塁線を破る。宮元に続き二塁から安田が生還し、劇的な9回逆転サヨナラ勝ちとなった。
 高知FDが3対2で香川OGを下し3連戦初戦を白星で飾ると共に、後期対戦成績も3勝3敗のタイに戻している。山が5勝目、橋本が2敗目を記録した。デーゲームで行われた三重TA対徳島IS戦(伊勢倉田山)で徳島ISが勝利したため、リーグチャンピオンシップ出場に直結する年間勝率2位争いは、2位・高知FDが3位・徳島ISに依然「2.5」差をつけている。
 また首位・香川OGが敗れ、ナイトゲームで行われた長崎S対愛媛MP戦(佐世保)で2位・愛媛MPが勝利したため、後期優勝のマジックは「5」のままだが、愛媛MPとのゲーム差が「2」に縮まっている。


『6年目のサヨナラヒット』

 梶田宙(27歳、高知FD)にとっては、これが野球人生で初めてのサヨナラヒットなのだそうだ。
「とりあえずガムシャラに振りました。サードに捕られそうだったんで『抜けてくれ!』と思いながら走りました。自分的に(サヨナラ打は)初めてだったんで、すごい気持ちよかったです」
 ヒーローインタビューのマイクにそう答えている。
 そのあと一言、こう付け加えた。
「2週間くらいゲームから離れて、チームに迷惑かけてました」
 8月29日、佐世保でのゲームを最後に戦列を離れた。原因はその4日前、さいたま市営浦和球場で行われたフューチャーズ(イースタン・リーグ混成チーム)とのNPB交流戦で左脇腹に受けた死球である。9月1日、鳴尾浜でのアイランドリーグ選抜対阪神二軍の際に、龍央(中村竜央、29歳)がこんな話をしていた。
「佐世保(長崎S戦)でもずっと『気持ちわりぃ』って言ってて。『それ、絶対折れてるよ!』って言ってたんですよ」
 左脇腹のあばら骨にヒビが入るケガである。フューチャーズとの交流戦2試合でも攻守に好調なところを見せていただけに、痛い欠場になってしまった。だが、やってしまったケガはしょうがない。鴨川和幸トレーナーと相談しながら、この窮地をどう乗り越えるか? を話し合った。
「確かにフューチャーズのときに、自分的にもこう上り調子だったんで。走れないですけど、トレーナーと下半身鍛える方法を相談したり、『ボルタレン(痛み止め)何個飲んでもいいから、香川戦に合わせて調整してくれ!』って言ってました。(ここまで)多少ゆっくり来たし、今日も1つやりましたけど(3回表、センター前にテキサスヒットを許す)、もう動きの方は問題ありません」
 戦線に復帰したのは年間2位を争う徳島インディゴソックスとの直接対決となった9月12日、三好でのゲームからである。当初目標としていた香川OGとの3連戦になんとか間に合った。そのゲームで殊勲となるサヨナラ二塁打を放ってみせた。
「つないでくれたんで、最低外野フライと思って。初球狙って変化(球)空振り。も1回変化来たらな…と思って。真ん中低めのスライダーでした」
 通算448試合目、1,428打席目に飛び出した1本である。6年目のサヨナラヒットは、目の前での香川OGの胴上げを阻止すると同時に、チームの連敗を止め、年間2位死守へ弾みをつける貴重な一撃となった。




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2010/09/15(Wed)

四国・九州アイランドリーガー伝 #11

明日、9月16日(木)付けデイリースポーツ朝刊に掲載(中四国版のみ)の
『四国・九州アイランドリーガー伝』#11に登場するのは!!

ガイナーズのリードオフマン、
おおはら、おおはら、おおはら♪
大原淳也内野手(香川OG)です。

8月はホームラン量産しましたねぇ。
3割もキープしてるし。

今週もよろしく!!



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2010/09/13(Mon)

2010.9.12. 徳島IS 6‐4 高知FD

2010.9.12. 四国・九州アイランドリーグ2010 後期公式戦
徳島インディゴソックス 6-4 高知ファイティングドッグス 7回戦 <三好市吉野川運動公園>
コラム『「自分とみんなを信じてやっていくしかないです」』は、『THE STADIUM』(http://thestadium.jp/)に掲載されています。




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2010/09/09(Thu)

四国・九州アイランドリーガー伝 #10

9月9日(木)付けデイリースポーツ朝刊に掲載(中四国版のみ)の
『四国・九州アイランドリーガー伝』#10に登場するのは!

ツッチーこと土田瑞起投手(長崎S)です。
まさかの2週連続ピッチャーかよ!!

先日、毎週『アイランドリーガー伝』を読んで下さっていて、
なんとわざわざバックナンバーをデイリー社から取り寄せて下さったという方にお会いしました!!

ありがたいっ!!!(泣)

今週もよろしく。



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2010/09/06(Mon)

2010.9.5. 愛媛MP 3‐14 香川OG

2010.9.5. 四国・九州アイランドリーグ2010 後期公式戦
愛媛マンダリンパイレーツ 3-14 香川オリーブガイナーズ 4回戦 <今治市営球場>
コラム『「甘くなかったです」』は、『THE STADIUM』(http://thestadium.jp/)に掲載されています。




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2010/09/02(Thu)

四国・九州アイランドリーガー伝 #9

もう、今日ですな。

9月2日(木)付けデイリースポーツ朝刊に掲載(中四国版のみ)の
『四国・九州アイランドリーガー伝』#9に登場するのは!

能登原将投手(愛媛MP)です。

今回もみやさん、写真提供ありがとうございました!!



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2010/09/01(Wed)

2010.9.1. 阪神二軍 6‐2 四国・九州アイランドリーグ代表

四国・九州アイランドリーグ2010 NPB交流戦
2010.9.1. 阪神タイガース二軍 6‐2 四国・九州アイランドリーグ代表(香川OG・高知FD・徳島IS連合チーム) <鳴尾浜球場>

IL 100 000 010| 2
T 020 003 100| 6
※ 両チーム申し合わせ事項により9回裏までの特別ルール

バッテリー
IL 高尾、前川、山中、野原、西村、弦本、大川 ‐ 西森、飯田、山村
T 吉岡、高田、阿部、金村大、玉置 ‐ 清水、岡崎

スターティングメンバー
9 安田圭祐(高知FD)
4 國信貴裕(徳島IS)
5 大原淳也(香川OG)
7 中村真崇(香川OG)
3 国本和俊(香川OG)
D 龍央(高知FD)
8 洋輔(香川OG)
5 西本泰承(高知FD)
2 西森将司(香川OG)

本塁打
IL 
 T 

 昨日(8月31日)、愛媛マンダリンパイレーツが阪神二軍との交流戦に勝利した。8月17日には徳島インディゴソックスも白星を挙げている。先週のフューチャーズ戦に続き、香川OG・西田監督が率いるアイランドリーグ代表チームが、3連勝を懸けて阪神二軍に挑んだ。
 初回からアイランドリーグ代表は見事な先制攻撃を見せる。阪神二軍先発・吉岡興志(23歳、育成)から一番・安田圭祐(22歳、高知FD)が中前打を放つと、すぐさま二盗を成功させる。一死三塁として三番・大原淳也(26歳、香川OG)の中前適時打で先制点を挙げた。大原も二盗に成功し、一死二塁と得点圏に進むが、四番・中村真崇(26歳、香川OG)が右飛、五番・国本和俊(26歳、香川OG)も二直に倒れ、追加点は奪えず初回の攻撃を終えた。
 アイランドリーグ先発・高尾健太(22歳、香川OG)は阪神二軍先頭の柴田講平(24歳)に左中間への二塁打を許し、いきなり無死二塁のピンチに陥る。だが後続を抑え、初回を無失点で終えた。しかし2回裏、2つの四球とヒットで二死満塁とすると、再び一番・柴田に中前打を許し2失点、逆転を許した。
 3回表、1点を追うアイランドリーグ代表は、阪神二番手・高田周平(25歳、育成)から九番・西森将司(22歳、香川OG)が投手のグラブをかすめながらの中前打を放ち出塁するが、このチャンスを活かすことができない。5回表にも一番・安田が遊内野安打で出塁したあと、今日2つ目の二盗を成功させ二死二塁とするが、無得点に終わった。
 3回裏からマウンドに登ったアイランドリーグ二番手・前川勝彦(31歳、香川OG)は、ヒットと四球で作った一死一、三塁のピンチを遊ゴロ併殺で凌ぐ。2イニングを無失点で終え、5回裏から三番手・山中智貴(21歳、高知FD)につなぐ。山中は先頭打者にヒットを許しながら捕手・飯田一弥(24歳、高知FD)の盗塁補殺にも助けられ無失点、前半5回を1点ビハインドのまま終えた。
 6回表、5回からマウンドに登った阪神三番手・阿部健太(25歳)から三番・大原が左翼線に二塁打を放つ。しかし後続が倒れ得点につながらない。逆に6回裏、アイランドリーグ四番手・野原慎二郎(26歳、高知FD)がピンチを迎える。
 連続四球と暴投で走者を進め一死二、三塁とすると、八番・岡崎太一(27歳)に2点適時打となる中前打を浴びる。飯田が2つ目の盗塁補殺を見せるが、九番・清水誉(26歳)に3つ目の四球を与えたあと、一番・柴田に右翼線へ二塁打を浴び3点を失った。
 さらにアイランドリーグ代表は7回裏、五番手・西村拓也(21歳、香川OG)が連続長短打を浴びる。五番・田中慎太朗(25歳、育成)の中犠飛により1点を追加された。
 5点のビハインドを追うアイランドリーグ代表は8回表、阪神の4番手・金村大裕(27歳、育成)から二番・國信貴裕(27歳、徳島IS)の中前打、四番・中村の左前打などで一死満塁のチャンスをつかむ。五番・国本の押し出し死球で1点を返したが、後続が連続三振に倒れ1点止まりに終わる。最終回の攻撃も無得点と、ついに逆転はならなかった。8回裏のマウンドに弦本悠希(21歳、徳島IS)、特別ルールのため9回裏のマウンドに大川学史(25歳、徳島IS)が登り、それぞれ無失点で投げ終えている。
 阪神二軍が6対2でアイランドリーグ代表を下し、NPBの貫録を見せた。アイランドリーグ代表一行を乗せたバスは鳴尾浜を出発したあと四国へと戻り、今回の代表チームは解散となっている。




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