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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2008/05/02(Fri)

総力戦

四国・九州アイランドリーグ
2008.4.26. 香川OG 4-6 徳島IS <オリーブスタジアム>

IS 010 000 410 | 6
OG 300 000 100 | 4

勝 渡邊 3勝1敗
S 梅原 1S
敗 橋本 2勝1敗

バッテリー
IS 渡邊、片山、梅原 ‐ 加藤
OG 橋本、イ、岡本、松居、福田 ‐ 堂上、西森

本塁打
IS アティング1号2ラン(7回イ)
OG 智勝1号3ラン(1回渡邊)

ホームで戦う5連戦の最初のゲームも完封勝利で飾った。開幕以来破竹の8連勝と、首位を独走し続ける香川OGに勢いの止まる気配が無い。対する徳島ISはここまで4連敗を喫している。ロードでの5連戦の中、弾みの付く勝利をもぎ取りたい。
徳島ISのエース、左腕・渡邊隆洋が初回から手痛い失点を喰らう。四番・智勝の左翼スタンドに飛び込む1号3ランで、香川OGが序盤から3点のリードを奪った。
徳島ISは2回表、先頭の四番・金谷良太が右中間を破る二塁打で出塁する。一死三塁としたところで、六番・アティングの三ゴロの間に金谷が生還し、1点を返した。
香川OG先発の橋本亮馬は2回の失点以降、6回まで徳島IS打線に1本の安打も許さない。7回表、ついに徳島IS打線が橋本を捉える。三番・斎藤雅俊の左中間を破る適時三塁打、五番・小松崎大地の適時中前打で3-3の同点に追い着く。香川OGベンチはここで橋本に代え、イ・チャンホをマウンドに送るが、六番・アティングがチーム今季初となる1号勝ち越し2ランを右翼スタンドに叩き込み、5-3と逆転に成功した。
7回裏、香川OGが無死満塁のチャンスをつかむと、ここで徳島ISベンチは二番手として片山正弘をマウンドに送る。片山はこのピンチを最小失点で切り抜けた。
8回表、香川OGの三番手、岡本健太から斎藤が左翼線に痛烈な適時二塁打を放ち、徳島ISが追加点を奪う。香川OG打線は8回裏からマウンドに登った三番手・梅原伸亮の前に1人の走者も出すことができず、徳島ISが6-4で勝利した。香川OGは9戦目にして今季初黒星。渡邊が3勝目、梅原が自身リーグ初のセーブポイントを記録している。


『総力戦』

ベンチからマウンドにいる橋本亮馬(香川OG)の投球フォームを見ながら、山口寛史(徳島IS)は狙っていた。7回表、3打席目にしてようやく出塁を果たした二塁ベース上で、準備を整える。

「『いけるな・・・』とずっと思ってて。(森山コーチから)来てもいいよってことだったんで」

三番・斎藤雅俊が初球をファールした後の2球目、橋本が変化球を投げるタイミングでスタートを切り、見事に三塁を陥れた。香川OGの加藤博人コーチは試合後、バッテリーの許した1球のミスを指摘していた。

「完全に油断だよね」

ここから橋本が完全にリズムを崩し、ストライクが入らない。斎藤に左中間を大きく破られた。五番・小松崎大地にもセンターへ運ばれてしまい、3-3の同点に追い着かれている。

今年、徳島ISの選手たちがよく口にする言葉がある。
「野球は流れのスポーツ。試合の中の流れをつかめば勝てる」
キャンプ中から森山コーチが言い続けている言葉の一つだ。

徳島ISが同点に追い着く前の6回裏、香川OGの攻撃。
無死二、三塁のチャンスに二塁走者の智勝が二、三塁間に挟まれ、結果三塁走者の堂上隼人が本塁で刺殺される大きな走塁ミスがあった。一死三塁となり、五番・丈武のバットを渡邊隆洋のストレートがへし折る。砕け散ったバットの破片が舞い上がる中、それをものともせずに目の前に転がった打球をすくい上げる。本塁に送球し、三塁走者の生還を許さなかった。なおも二死二塁とピンチは続く。六番・金井雄一郎が引っ張った三遊間への強い打球をサードの山口がダイブして止めた。

このピンチを無失点で凌ぎ切り、大きな流れを手繰り寄せる。7回表の先頭バッターとして打席に向かったのは、好守でピンチを救った山口だった。

結果として勝負を決めたのは、7回表に放ったアティングの勝ち越し2ランである。アティングも序盤に悪い流れを断ち切る大きな仕事をしている。森山コーチが語る。

「今日の試合はあの2回のサードゴロ。ベンチで僕、独り大騒ぎしてましたもん!」

初回に3失点した後の2回表、二塁打で出塁した四番・金谷良太を三塁に置き、六番・アティングの一打ですぐさま1点を返した。一気に持って行かれそうになった流れをなんとか繋ぎとめている。

「あの3点でまたズルズル行くかと思ったんやけどね・・・。今日はもう総力戦のつもりやったから」

全員で勝ちに行く。白石監督はそのつもりだった。
7回裏、渡邊が迎えた無死満塁のピンチに、先発三本柱の一人、片山正弘をマウンドに送っている。最小失点で食い止め、重責を果たした。投げる人間が投げ、打つ人間が打ち、走れる人間が走る。それぞれが自分のやるべき仕事をしたことで結果はついてきた。

アティングは試合後、「みんなの力」を強調していた。

「自分が打つ前に山口、斎藤、小松崎のヒットがあった。みんなの力があったと思う。橋本は去年も対戦しているし、徐々に速いボールに対応できるようになってきた。僕個人も初ホームランだけど、チームとしても初ホームランだったので嬉しい。この波に乗っていきたい」

ただ香川OGの連勝をストップしただけではない。チームとして何か大切なものをつかみかけている。そんな勝利だった。


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