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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2006/11/21(Tue)

古田敦也が認めたもの

四国アイランドリーグ交流戦
東京ヤクルトスワローズ 3-4 四国アイランドリーグ選抜 2006.11.19. 坊っちゃんスタジアム

今季おそらく最後となるNPBとの交流戦である。秋季キャンプ中の東京ヤクルトスワローズに四国アイランドリーグ選抜チームが真っ向勝負を挑んだ。ドラフト会議まであと2日、これが本当に最後のアピールとなる。
1回裏、ヤクルト打線が四国IL先発の相原雅也(高知FD)を捕まえた。四球と安打で走者を溜めた後、四番・畠山和洋が右中間を破る2点適時二塁打を放ち先制。六番・志田宗大も適時中前打を放ち、ヤクルトがNPBの貫禄を見せつける。
ヤクルトの先発・藤井秀悟は3回を無失点に抑え、マウンドを4回から左腕・石川雅規に譲った。しかし四国ILが石川を捉え、四番・西村悟(徳島IS)、五番・堂上隼人(香川OG)の連続安打の後、六番・森田丈武(香川OG)が左翼線へ適時二塁打を放ち1点を返した。
7回表、ヤクルトは四番手・館山昌平をマウンドに送る。二死から、九番代打・國信貴裕(高知FD)が四球を選び出塁すると、一番・YAMASHIN(高知FD)も中前打とチャンスを拡げる。続く二番・古卿大知(高知FD)の叩いた初球が中堅手の前に落ち、國信が二塁から生還。ビハインドを1点に縮めた。YAMASHINも一気に本塁突入を狙ったが、中堅手・青木宣親の好返球の前に阻まれ追い着くまでには至らない。
9回表、ヤクルトが1点のリードを守ったまま、5人目の坂元弥太郎がマウンドに登る。先頭の八番・角中勝也(高知FD)が内角の難しい球を左翼線に運び出塁すると、國信がバントで送りチャンスを拡げた。YAMASHINが四球で出塁し一死一、二塁とした後、古卿が中越えの2点適時二塁打。四国ILが土壇場での逆転に成功した。
9回裏、ヤクルト最後の攻撃を上里田光正(高知FD)が抑え切り、15日に行われた香川OGとの試合に続き、四国IL選抜が4-3で勝利した。
四国ILの選手たちはいよいよ21日に行われる運命のドラフト会議を待つだけとなった。


『古田敦也が認めたもの』

記者たちに囲まれながら淡々と敗戦の弁を語っていた古田敦也兼任監督が、少し語気を強めた。
「いや、ほんまに強いと思うよ!」
15日の香川OGとの試合に大敗し、19日、四国IL選抜チームとの交流戦にも敗れた。二週間以上続く秋季キャンプで選手たちの疲れがピークであるとは言え、東京ヤクルトにとっては厳しい結果である。四国ILの選手たちは〝憧れの〟NPB相手にまったく臆せず、思い切りぶつかってきた。

「完敗ですね。負けたことで選手たちが何かをつかんでくれたらいい。(四国ILは)本当に強いと思うよ。一軍レベルの選手を出して負けたんだからこれは言い訳できないよね。向こうは確かに身体は大きくない。ウチの選手たちは身体も大きいし素材的には良いのかもしれないけど、小手先だけでやりすぎている。反省ばかりです」
─四国IL5冠の堂上について、同じ捕手という点から見ていかがでしたか。
「打つ方も守る方も、力的には一軍レベルですよ」
─印象に残った投手は
「短いイニングばっかりだったしねぇ。ちょっとわかんない。でも野手はみんな足速ぇし!一番の子(YAMASHIN)とセカンドからサードに移った子」
─高知FDの古卿ですね
「そうそう!あの子なんか良かったよねぇ!。最後も確かあの子が打ったんだよね」
─前回の香川OGとの試合と今回の四国IL選抜との試合を戦われて、対戦相手として十分な手応えは感じられましたか
「来年はこちらからお願いして・・・春は調整があるから難しいかもしれないけど、また秋くらいに試合をお願いしたいですよね。プロのメンツがどうとか言う人もいるんだけど。もちろん彼らもプロでやっている訳だけども、彼らのレベルが高いことはこれで十分証明できたんとちゃうかなぁ。まぁこんな風に勝ったり負けたり・・・いや、負けてばっかりだったんだけども、今後も一緒にやっていければ。来年は勝てるように頑張ります。藤井、石川、村中、館山。それなりのレベルで戦ってこの結果ですからねぇ。いいチームだし、いい選手が揃ってるよね。結果が証明してる。ただ負けたじゃなくて内容でコテンパンだから。こっちは全然打てないし守れないし、内容も良くない」
─四国ILの選手はドラフト会議を2日後に控え、〝必死でアピールしよう!〟という気持ちがあったと思います。
「ドラフトがどうこうっていうよりも、自分だったら〝プロに勝ってやろう!〟と思ってやると思います。そういう気持ちは感じ取れたし、すごく好感の持てるプレーだったと思う。そこは指導者として反省しています。元気良く明るく真剣に、彼らに負けないようにやらなきゃいけないな、と思いましたね」

古田が認めたもの。
それはNPBから3連勝を挙げた実力よりも、ド真剣に全力でぶつかって行った四国ILの選手たちの気迫と、勝負を諦めない闘志ではなかったか。結果を出すことができた。この2年間の内に培われてきた力と自信は、また一つ大きく、そして力強くなった。

アピールのための時間は終わった。やるべきことはすべてやった。あとはそれぞれの実力がどう評価されるのか、その答えを聞く瞬間を待つだけとなった。
すべて、この時のためにやってきたのである。

11月21日、午後2時。
運命のドラフト会議が幕を開ける。

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2006/11/14(Tue)

最後のチャンス

四国アイランドリーグ交流戦
四国アイランドリーグ選抜 6-5 オリックス・バファローズ 2006.11.11. 高知東部球場

ちょうど一年振りとなったNPB一軍と四国アイランドリーグとの交流戦が高知東部球場で行われた。相手は秋季キャンプ中のオリックス・バファローズである。
1回表、オリックスがいきなりNPBの実力を見せつけた。一番・大西宏明が四国IL選抜先発・塚本浩二(香川OG)から、左翼スタンドへライナーで飛び込むソロ本塁打を叩き込む。3回表にも八番・嶋村一輝の中越え二塁打、大西の適時中前安打で2点のリードを奪った。
四国ILは3回裏、八番・長崎準平(愛媛MP)が左前安打で出塁しチャンスを作る。一死一、三塁としたところでオリックス先発の中山慎也が痛恨の暴投。1点を返した。なおも一死一、三塁とし、三番・堂上隼人(香川OG)が左翼スタンドへあわや場外かと思わせる大きな逆転3ラン本塁打を放ち、逆転に成功した。
5回表、3回途中からマウンドに登った深沢和帆(香川OG)が連続四球を与え満塁のピンチを迎える。四国IL藤城監督はここでマウンドに伊藤秀範(香川OG)を送るが、二番代打・横山徹也に2点適時中前打を浴び、オリックスが同点に追い着いた。
5回裏、この回からマウンドに登った阿部健太は味方失策、四球で走者を溜める。無死一、二塁とした後、四番・若林春樹(香川OG)は左翼手の頭上を越す2点適時二塁打を放ち、再び2点のリードを奪った。
7回表、オリックスは四国ILの五番手、近平省吾(愛媛MP)の暴投で1点を奪うが、逆転するまでには至らない。8回表を松尾晃雅(香川OG)が、9回表も上里田光正(高知FD)が三人で締め、四国ILが交流戦通算2勝目を挙げた。


『最後のチャンス』

今シーズン、ずっと言い続けてきた言葉がある。
「結果を出したい」
5月のリーグ合流以降、堂上隼人(香川OG)は野球ができる喜びを心から噛み締めつつ、結果を残すことを意識し続けてきた。一日2本の安打と、チャンスで必ず1本を決めること。ハードルを高く上げ、厳しいノルマを自分に課した。そうやってつかんだ結果が年間MVPを始めとするタイトル五冠奪取である。

年間チャンピオンを決めたオリーブスタジアムでのリーグチャンピオンシップ第四戦、スタメンでマスクを被ったが、打撃の方は4打席3打数ノーヒットに終わった。優勝の喜びに湧くファンたちへのサービスを終え、ダッグアウトに続く通路へと戻って来た彼の口から最初に出た言葉は
「なんにもできなかった・・・」
である。
ネット裏にスカウトたちが多く陣取ったこの試合において、打撃で結果を出すことができなかった。その悔しさが優勝の喜びを完全に凌駕していた。

何度か行われた香川OGの優勝祝賀会において、堂上は酒を口にしようとしなかった。初めての経験となった長いシーズンと、さらに4試合のリーグチャンピオンシップを最高の形で終えたのだ。心から喜びを爆発させても何ら不思議ではない宴において、コンディションを崩してしまうことを危ぶんだ。まだ今季の挑戦すべてが終わった訳ではない。今はただ、シーズンが終わったに過ぎず、目指すべきゴールにはまだ辿り着いていない。ここで自分の心にかけた手綱を緩めてしまうことは絶対にできなかった。アピールのチャンスはまだ残されている。NPBを相手に直接グラウンドで自分を見てもらうチャンスはある。それにすべてを賭ける〝覚悟〟があった。

ドラフト会議を前に、四国ILはNPBとの交流戦を行う機会を二試合得ることができた。その一つ目がこのオリックスとの試合である。
3回裏、オリックス先発の中山慎也は二番・國信貴裕(高知FD)への初球を暴投し、2点あったリードを1点に縮めた。ストレートの四球で國信が一塁へ歩く。一死、一、三塁のチャンスに三番・堂上が右打席へ足を踏み入れた。第一打席は内角を執拗に攻められた後、粘って四球を選んでいる。この打席の初球もやはり内角へのストレートだった。厳しいコースへ投じられた球がストライクとコールされた。
〝もう一球、内角へのストレート〟
堂上が読んだイメージにほぼ近い直球が1球目よりやや甘く、真ん中内角寄りに入ってきた。高知東部球場の左中間フェンスを軽々と越えて行った打球は、スタンド奥のフェンスに当たって芝生の坂を転がった。走ってホームランボールを奪い獲った子供が狂喜していた。
「打撃で結果を出そうと思ってました」
香川OGが優勝を決めた夜とは違う、充実した笑顔がそこにあった。

ドラフト会議前のこのタイミングで行われる交流戦が、どれほど大きなアピールになるかは想像に難くない。オリックスの指揮を執った大石大二郎ヘッドコーチも
「あの三番、堂上が良かったね。いい感じだった」
と答えている。

運命の日は11月21日。
次のNPBとの交流戦は、19日に愛媛・坊っちゃんスタジアムでヤクルトとの試合が予定されている。15日には香川OGとヤクルトとの交流戦もある。

四国ILからNPBへ。
その大きな扉を開くためのチャンスは、あとほんの少しだけ残されている。

2006.11.11. DOUE 1

2006.11.11. DOUE 2

PHOTO BY Misato MORI
※当blogに掲載している写真の無断使用は禁止します


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2006/11/10(Fri)

あゝ失恋48連発

「そうか、お前も観てたかっ!」
前回の『男はつらいよ』掲載後、友達のテツから電話をもらった。ヤツも観ていたそうだ。NHK・BS2で毎週土曜日に放送中の『男はつらいよ全48作』のことである。

四国アイランドリーグが終了したので、土曜の夜を球場で過ごす生活から一変している。何気なく合わせたチャンネルで始まったのは『寅さん』だった。
〝あゝ失恋48連発〟
日本人は寅さんの恋模様を48回も見守ってきたのだ。

全然トレンドじゃなくて、今になって改めて自分のアンテナにひっかかるものが結構ある。最近で言えば、衝動的に買った長渕剛のLIVEアルバムなんかがそうだ。
(えぇそうですよ。『くりぃむナントカ』のLIVEが良かったからですよ)

先々週放送の第36作『男はつらいよ・柴又から愛をこめて』、先週放送の第37作『男はつらいよ・幸福の青い鳥』を二週続けて観た。この企画もそろそろ終盤、もうすぐ40作目が近い(それでも来年まで終わらないが)。この2本にしても、もう20年以上前の作品である。キャストにはすでに鬼籍に入られた方も多い。

この歳になって改めて観る寅さんは、いや、映画の中の柴又の人たちは、みんなとても優しい。それぞれの暮らしがいつもご近所と共にあって、一つの出来事にみんなで一緒に喜んだり心配したりする。世間体などまったく気にせず、自由気ままに生きている寅さんは、旅先で見ず知らずのいろんな人に話しかけ、いつの間にか友達になっている。そしてまた、恋に落ちる。

『寅さん』の底流に常に流れているのは〝思いやり〟だ。
マドンナの幸せを願いつつ、自分はグッと堪えて寅さんはまた旅に出る。家族や柴又の人たちは、そんな寅さんの気持ちを慮りながら再び帰ってくる日を待ち続ける。そんな温かさにこれまで多くの日本人は惹きつけられてきたのだろうと思う。人と人とのつながりがどんどん希薄になって行く中で、『寅さん』の中には愛情と優しさと希望がある。

数字次第でスポンサーは動き
古き良き時代を消去
時代錯誤だって寅次郎は謳う
人生って奴が何たるかを
愛情って奴が何たるかを

『傘の下の君に告ぐ』 Mr.Children


桜井君が歌ったこの歌の中には、何か大事なものが隠されているように思う。

TVに出ていたある女優さんが笑顔で話していた。
「仕事から帰って来て、寅さんのDVDを観てる時が一番ごきげんですね」
全48作はとっくに購入済みらしい。DVDをかけっ放しにしていることも少なくないそうだ。「だって、そこに寅さんがいるみたいじゃないですか!」

48回もフラれ続けた車寅次郎は、今も多くの日本人から愛され続けている。そういや、大学時代の友人が昔、ポツリと漏らした言葉を思い出した。
「寅さんみたいに生きられたらええよなぁ・・・」

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