スポーツライター高田博史オフィシャルblog。 四国・九州アイランドリーグを現場取材!※たまにCMも
暑中お見舞い
2006年08月02日(水) 23:44
暑中お見舞い申し上げます。
昨日、今日と徳島は涼しい風が吹いていてなかなか心地良い。そりゃ日中はやはり暑いのだが、もうカラダが順応している。取る水分量もかなり減った。完全に2006サマーモードに入った。

8月も四国アイランドリーグの取材で走り回るつもりなのだが、それはそれとして、サマータイムはしっかり楽しみたいと思っている。なんか今年は阿波踊りなんかも観に行けそうだし。去年のお盆もこっちにいたはずなのだが、実はあんまり何をやってたのかはっきり覚えていない。あー花火は家から観たのか。今年はそれだけは避けたいもんだな。

どっかパァーッ!と海外にでも飛んでみたい気持ちもあるのだがそういう訳にもいかない。昨日、2年前のアテネの思い出話をしていてとても懐かしくなった。あれからもう2年か・・・。夢のような時間だったな・・・。

とりあえず今年の夏はここ徳島で頑張る。
なかなか関西にも行けそうにない。関東なんてとんでもない!
四国の夏は熱いのだ。松嶋奈々子も来るっつーの。

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『風に乗った。風を止めた』  徳島IS 1-2 高知FD 2006.7.31.(鳴門)
2006年08月02日(水) 13:48
試合前、左から右に強くはためくスコアボードの旗を見て、番場由樹(徳島IS)は思った。
「今日はカーブを少なめにしないと危険だ」
追い風で流されてしまい、ブレーキの効いたカーブが打ち頃のスライダーになってしまうことを危惧したのだ。調子は良いとも思わなかったが、然程悪くもなかった。

岸健太郎(高知FD)は初回に2点をもらい、うまく流れに乗っていた。
「2点あれば十分だと思っていたので、初回に獲ってくれて精神的にかなり楽でした。珍しいんですけどね。僕の時、結構(打線が)沈黙するんで。涼しかったから楽でしたね。やっぱり僕らはいつも暑い中やってるんで」

6回、大二郎に右中間を破られるまで無安打投球を続けている。
昨日まで4連戦を戦った土佐山田スタジアムは人工芝である。グラウンドの暑さは土のそれに比べると遥かに暑い。加えて今日はナイトゲームである。鳴門のマウンドに吹く風が心地良く感じられた。

強い風は徳島IS守備陣も翻弄した。
3回表、この回先頭の一番・YAMASHINの打球は、左中間へ上がった浅いフライとなった。風で流された飛球を左翼手と中堅手、そして遊撃手が追い、交錯して落球した。先頭打者が出塁すれば、すぐに走者を二塁に進めるのが今の高知FDの野球である。YAMASHINが二盗に成功し、無死二塁のチャンスを迎えた。

一本が出れば高知FDへの大きな追い風となる場面、番場は踏ん張った。二番・日高大輔をチェンジアップで三振。三番・宮本裕司を二塁ゴロ。そして四番・山本健士もチェンジアップで追い込み、最後は外角低目への渾身のストレートで空振りに仕留めた。マウンドを駆け下りながら小さなガッツポーズを見せた。
「オレのせいだ、と思って。意地でした」
初回の2点を悔い、しかしそれが逆に闘志に火を点けていた。

風に乗った岸と、風を止め続けた番場。
二人の投手戦は7回まで続いた。

(ヨンスポWEB、2006年7月31日掲載)

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