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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2006/07/28(Fri)

横暴だッ!

夏はまったく終わってなどいなくて※、これからなのである。※7.21.参照
昨夜はこの夏、初バーベキュー&初花火と、なかなか楽しい夜だった。ここ最近の昼間はと言えば、いよいよクライマックスが近づいてきた高校野球観戦に足繁く通っている。まさに夏満開。今日はいよいよベスト4の激突、準決勝だった。

何度も言うが、取材でお邪魔した高校には、やはり思い入れがある。
ベスト4に残った4校の中に、オレがお邪魔した海部高校と徳島商業が残ってくれた。この2校が決勝進出を賭けて激突したのだ。残念ながら。しかしさすが準決勝、第一試合の小松島-徳島北戦も最後までどっちに転がるか判らない好勝負だったが、第二試合、海部-徳島商戦も緊張感溢れた好試合になった。

いつもの四国アイランドリーグの試合とは違い、のんびり観戦である。スコアブックも付けていない。普段の取材時はネット裏ど真ん中にあるレギュラーポジションに収まるのだが、今日は比較的上段の方からグラウンドを見降ろしながらの観戦になった。偶然会ったフォトグラファーの宗太郎さんと一緒に、猛暑に焼かれながら観戦していたのだが、どんくさいヤツというのはどこにでもいるもんだ。

どこぞのカメラマンの輩が、すぐ後ろにいるこっちのことも気にせずTVカメラを据えようとしやがる。オレよりも宗太郎さんの目線とおもいっきりカブるポジションだったので、直接指摘して差し上げた。

「あ・・・すいません」

すぐ後ろにおるっちゅーねん。すると50cmほど左へ寄って戴けた。
ちょっと左に寄っただけならオレがカブるっつの!
もちろん納得するはずなど無く、目の前から撤去して戴いたのだが、試合が始まった後にノコノコ来ておいて、ダラダラ仕事しやがって、まったく何やってんだか。

おまけにである。別のカメラマンとヤツが、こんな会話をするのが聞こえた。

「だからそこじゃナナメすぎるから、こっちおいでって!」
「なんかココ、(もちろんオレの目の前のスペースである)ダメらしいんスよぉ・・・」

ダメらしい?

はぁ?

己のずぼらさは棚に上げて、入場料払って観戦しとるワシらを貴様は邪魔だと言いたいのか?

横暴だッ!テレビだからってつけ上がりやがって。えらそーに!
取材で会ったらおぼえとけ。名刺交換してくれるわ。
っつーか、アイランドリーグ撮りに来い!

そうそう、明日の決勝は徳島北-徳島商の間で行われる。オレは高知取材で観られないけど。

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2006/07/24(Mon)

『一人ぼっちじゃないマウンド』  香川OG 雨天中止 徳島IS 2006.7.23.(観音寺市総合運動公園)

16日の浜公園川之江球場はうだるような暑さだった。
塚本浩二(香川OG)は愛媛MP戦に登板し、8回108球を投げ後期初勝利となる3勝目を挙げた。あの日の試合後、塚本が最初に語ったのはこんな言葉だった。
「暑かったですから、テンポ良く投げることを意識しました。味方の守備の時間をできるだけ短くしようと思って」

今日の試合の中止が決定した後、投手陣の何人かは雨の降りしきるブルペンで投球練習を行った。先発予定が流れた塚本もそこで汗を流した。ずぶ濡れで帰って来た塚本にコメントを求めた。問い掛けた質問は〝今日、どんなピッチングをしようと思っていたのか?〟だった。
「雨が凄かったんで、早く回を終わらせようと思ってました。守ってても(野手が)しんどいやろうと。早めに打たせて取ることを心掛けようと思いました」

孤独なマウンドに立つ投手は、たった一人で打者に向かって行かなければならない。投手向きの性格と言われるものは確かにある。良く言えば誇り高く、悪く言えば自己中心的なそれだ。マウンドでは〝オレこそが一番だ〟といった、多少傲慢とも思えるような意識も時には許される。自分自身を100%信じていなければ、決して良いピッチングなどできないからだ。

しかし、塚本は違う。自分以上に野手を、味方のバックを信じてマウンドに登っている。
「自分だけのことを考えて〝いい球投げてやろう〟なんて思っている時より、野手のことを考えて投げてる方が、良い結果になるんです」

チームの勝利のために、まず仲間のことを気にかける。目の前には信頼できる捕手がいて、後ろには7人の仲間が守ってくれている。彼らが守りやすくなるにはどうしたら良いのか。それを考えることで、自分のピッチングも輝く。
塚本が立っているのは、決して一人ぼっちのマウンドではない。

(ヨンスポWEB、2006年7月23日掲載)

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2006/07/24(Mon)

『真っ直ぐな一発』  香川OG 6-0 徳島IS 2006.7.22.(観音寺市総合運動公園)

4回表、香川OGナインが守備に就こうとする際、選手の交代がアナウンスされた。
〝右翼手、近藤洋輔に代わり、国本和俊〟
足を痛めた近藤のアクシデントにより、突然の起用である。

チームは連勝が続き好調だ。打線が活気付いている中で、レギュラー争いは熾烈を極めている。前期、三塁手での先発出場が多かった国本も苦戦を強いられている。一度目の打席は三塁ゴロに倒れた。悔しかったのは6回裏に訪れた二度目の打席だった。先制点を挙げ、なおも二死満塁のチャンスである。カウント0-1から積極的に打ちに行ったが、あえなく左飛に倒れた。
「真ん中高めのクソボールでした。あれが悔しかった」

8回裏、徳島ISのマウンドには小林憲幸が登った。一死一、二塁の場面で打順が回ってきた。
打席に入る前、森コーチは国本に声を掛けていた。
「力んで大振りになっていたからね。『短くコンパクトに振り抜け』って言ったんだよ」
小林の速球に対応するために、普段のグリップから指2本分短く握った。強く意識したのは、とにかくコンパクトに振り抜こうということだった。

「左中間を越えたとは思ったけど、入るとは思わなかった。打球は見なかったです。二塁を回った時に審判を見て判りました」

受け入れたアドバイスをすぐ次のチャンスに活かした。素直な心をもって振り抜いた国本の打球は、ライナーで左中間スタンドへ飛び込んで行った。真っ直ぐに飛んで行った一発だった。

(ヨンスポWEB 2006年7月22日掲載)

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2006/07/24(Mon)

『己の心と』  徳島IS 1-8 高知FD 2006.7.9.(鳴門)

高知FDの強力打線を前に8失点。被安打16。新規加入選手の二人に機会を与えたとは言え、徳島ISは6人の投手を注ぎ込み、毎回のように走者を出した。

しかし打者3人、12球で終えたイニングが一度だけあった。6回表である。
先頭の八番・代打土佐和広を二塁ゴロ、九番・國信貴裕を三塁ゴロに打ち取った。最後はここまで3打数3安打の一番・YAMASHINをスライダーで三振に切ってみせた。マウンドに立っていたのは左腕、渡邊隆洋だった。

「良かったです。足が震えました。ずっとここんとこ四球ばっか出してたんで・・・。監督にも言われてたんですよ。『お前、またビビってんだろ!誰と戦ってんだ。相手と戦ってんだぞ!』って」

渡邊にとって、相手打者と相対する前にまず抑えなければならないのは自分自身である。理想のピッチングを追い求め、必死に結果を出そうとするあまり、己のコントロールを失ってしまうことがある。今日も出番を待ちながら己の心と戦っていた。ふと気持ちが楽になったのは、竹原俊介と行っていた遠投の時だった。
「この距離って18.44m(投手板から本塁までの距離)の延長線上なんだよなぁ・・・って。そう思ったら急に楽になって」

これから投げるのはこの距離よりも全然近い距離なのだ。なんとなくそう思えたことが、硬かった気持ちを柔らかく解きほぐした。緊張するのも自分なら、それを解放させるのも自分だ。
渡邊はそうやっていつも、とことん自分を追い込みながらマウンドに登っている。

(ヨンスポWEB 2006年7月9日掲載)

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2006/07/24(Mon)

『長く、暑かった一日』  徳島IS 4-3、3-1 愛媛MP(ダブルヘッダー) 2006.7.2.(鳴門)

〝オレがエラーしてなきゃ勝てた・・・〟
松原祐樹(徳島IS)は昨日、チームメイトの前で泣いた。
1日の香川OG戦、本塁打を含む3安打、3打点の成績も、自らが犯した3失策の前にはまったく無意味なものの様に感じられた。

今日の試合のダッグアウトに、徳島ISとの選手契約を6月30日付けで終了した赤井慎太郎さんが訪れていた。
「あいつ昨日、ヘコんでてねぇ。夜、オレの部屋に来たんスよ」
自信を無くしていた松原に赤井さんは声をかけた。
「まだできるんだから頑張れって。オレなんかもう、エラーもできないんだから・・・」

今日のダブルヘッダーは松原を中心に回っていた。シートノックの前、日替わりで誰かが輪の真ん中に入り、気合いを入れる。今日は松原が選ばれた。
「昨日、エラーしてほんっとすみませんでしたっ!」
「そんなんはええんじゃーッ!」
大きな声を張り上げたのは大二郎だった。エラーを引きずる気持ちは痛いほどよく解る。試合中もチームメイトから松原に何度も声がかかった。
「マツ、次行くぞーッ!」
「声出せ!マツーッ!」

長く、とても熱かった一日が終わった。二試合を終えて松原が一言呟いた。
「必死でした。どうしようかと思った」

今日のダブルヘッダーを9打数5安打。1日の香川OG戦と併せれば、14打数8安打の大当たりである。
「オレ、そんな打ってんスか!」
隣で赤井さんが微笑んでいた。

(ヨンスポWEB 2006年7月2日掲載)

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2006/07/24(Mon)

『ハートの問題』  徳島IS 5-9 香川OG 2006.7.1.(鳴門)

試合後、球場の照明が落ちてしまってもまだ行われていたミーティングで小野監督が強調したのは、各選手間の繋がりの無さだった。あっさりと諦めてしまう心の弱さだった。

「吉岡が見えてないんなら、周りがしっかり声をかけろよ!センターの打球だからってレフトもライトも走らないのか?」
「5点取られたからってシュンとなって〝もうダメだ〟って。相手が5点取れたんならこっちも6点、7点取る可能性はあるんだ。それなのに諦めが早すぎる!」

引き分けを挟み、泥沼の11連敗である。他チームから確かに「徳島ISよりはオレたちの方が強い」とナメられている。今日、自分のピッチングが不甲斐ないと言って涙した投手がいた。悔しくない訳がない。悪いチーム状態が続く中で、しかし二年目の選手の意地は垣間見ることができ始めている。だが、新入団選手たちの活躍があまりにもお粗末過ぎることは否めない。

後期スタートまで時間は無い。明日のダブルヘッダーをどう戦うか。選手の気持ちがプレーに、ゲームにどう現れるかで徳島ISの今後がすべて決まると言っても過言ではない。〝勝ちたい〟という気持ちだけ先走れば軋轢が起こる。心を繋げ、チームの気持ちを一つにさせないと絶対に勝てない。

個人の技術よりもチームのハートの問題である。

(ヨンスポWEB 2006年7月1日掲載)

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2006/07/24(Mon)

『48試合』  徳島IS 4-10 愛媛MP 2006.6.30.(鳴門)

前期優勝チームは昨日、高知FDに決まった。昨年のリーグ優勝に続き、徳島ISは二度、目の前で胴上げを見せられる屈辱を味わった。

被安打13以上に酷かったのは、3人の投手で四死球なんと13である。記録上は2失策だが、外野手の処理ミスで記録には残らないエラーもあった。
「チームがこんな状態で、恥ずかしい試合を見せてしまって申し訳ない」
マイクを使い、スタンドにいるファンに向けて渡邊隆洋(徳島IS)は詫びた。

今年野球人生を賭けて臨むはずの90試合の内、42試合が終わったのだ。その42試合を振り返った時、恥ずかしさしか残らない様な、そんな42試合で納得できるのか。勝ち負けの前に、本当に悔いのない3ヶ月を送ることができたのか。これからの48試合で燃え尽きることができるのか。

相原雅也(高知FD)は昨日のダブルヘッダー第一試合の後、
「チームのことはもちろんだが、自分のために勝ちたかった。このあとランディ(高梨)も投げる。一人だけ出遅れたくない」
と語った。先週、宮本裕司(高知FD)は
「マジックが点灯してからも、選手の間で優勝の話はまったく出ない。もうあと残り50試合しかない」
と危機感を募らせていた。彼らは確実に別のところを見つめている。

NPBへの扉をこじ開けるためにアピールできるチャンスは、あと48試合しか残されていない。

(ヨンスポWEB 2006年6月30日掲載)

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2006/07/24(Mon)

『13球目』  四国IL選抜 0-0 中日ドラゴンズ2軍 2006.6.27.(オリーブスタジアム)

直球を空振り。外角の直球にまた空振り。バックネットにファール。ボールの後、三塁側にファール。ボールでカウントが2-2になった後、4球連続でファール。すべて三塁側へ消えて行った。そして次の11球目、快音を残して大きな当たりが漆黒の闇に舞い上がった。あとほんの少し、ほんの少し右ならレフトのポールを巻くサヨナラ本塁打だった。

福西太志(愛媛MP)は思っていた。
「力を入れたら負ける」
12球目はボール。フルカウントになってからの13球目。甘くなったストレートを引っ張った。ボールは一、二塁間をきれいに抜けて行った。

「石毛代表から『プロは追い込むと外角の高めが多くなるから、そこに照準を絞れ』と言われたことがありました。だからしっかりアウトハイを意識して、ミートを心掛けました」

スコアレスドロー。今年3度目のNPBとの交流戦は0-0の引き分けに終わった。安打数は中日の〝4〟に対し、〝6〟である。憧れの場所にいる彼らに何も臆することは無かった。試合後、〝やっぱりNPBは凄い!〟と答えた選手は誰一人としていなかった。むしろ感じていたのは、自分たちが上に上がることへの〝手ごたえ〟である。

「最後にキャッチャーの清水さんが『ナイスバッティング!』って声かけてくれたんです。嬉しかった」
福西は今夜、2安打以上に大きな何かを手にしたはずである。

(ヨンスポWEB 2006年6月27日掲載)

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2006/07/21(Fri)

夏が終わった

徳島もよく降っている。
先週末、志度(香川県)と川之江(愛媛県)でくらった酷暑が幻のようだ。徳島市内を走るR11には、ところどころ現在の気温がデジタル表示されている箇所がある。今日の気温〝23℃〟という数値を見て、
〝こないだの『35℃』っつーあれは、一体なんだったのさ〟
と突っ込んでみたくなった。

熱射病でやられる!とまで思った金、土、日曜日とは打って変わって、月曜からの空模様は泣きっ放しである。降り止まぬ雨の中で、オレの今年の夏が終わった。

終わったのだ。
あ~あ・・・。

高校野球である。
徳島大会は現在3回戦の戦いが続いている。これに勝てばベスト8進出だ。母校はすでに早々と姿を消し、恩師が率いるチームも一昨日、接戦の末に破れた。行って欲しかったんだが。甲子園・・・。

今年の甲子園は8月6日に開会される。ということは、今大会参加の4,112校がその頃にはもうたった47校しか残っていない訳で、4,065校の球児たちの多くは、まだ夏の太陽が帰ってきていないこの梅雨の最中に夏を終えてしまうのである。今年取材させて戴いた学校もまだまだ残っている。一昨日の鳴門球場で再会したある学校のマネージャーさんが、先日発売された『甲子園を目指した日々2006』を
「買いましたっ!」
と、笑顔で教えてくれた。
ありがとうございます。大切にしてくださいね~。

この本に掲載されている169校も7月の終わりには4校になっている。最後までしっかり戦って欲しいとしか言えない。

スタンドから校歌を歌っている勝利校を見ながら、自分の高校時代を思い返してみた。勝って整列して歌ったことは何度かあるが、実はあまりよく覚えていない。毎日の練習終わり、マウンドを中心に円になって歌った校歌の思い出は昨日のように残っているのだが。

いや、そうでもないか・・・。
なんかすっげぇ気持ち良かったような気が・・・するなぁ・・・。

雲は湧き 光溢れて 天高く 純白の球 今日ぞ飛ぶ
若人よ いざ まなじりは 歓呼にこたえ いさぎよし 微笑む希望
ああ 栄冠は君に輝く

『栄冠は君に輝く』

試合と試合の間などに、球場のスピーカーからこの曲が流れていた。
夏の甲子園定番だが、耳にしただけで少し特別な感情が顔を出す曲だ。今年は夏川りみの美しい歌声で歌われている。かつては『熱闘甲子園』のオープニングでその日のハイライトシーンと共に流れていたのだが、覚えておられるだろうか。『君よ八月に熱くなれ』とこの2曲は、'80年代の高校球児にとって、十代のあの頃の記憶そのままなのだ。

最後の夏が終わり、学校へと向かうバスの中、頭の中でずっと流れていたのもこの『栄冠は君に輝く』だった。
今日は休養日のために試合は無かった。(どっちみち雨でできなかったが)明日からはまた3回戦の戦いが続く。
2006年の高校球児たちの心に、果たしてこの曲は響いているんだろうか。

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2006/07/13(Thu)

意外性とアーバンカウボーイ

インタビューなどでお話を伺っていると、たまに
〝えっ!そうなんですか!〟
と、こちらの思いもしなかった答えが返ってきて驚かされることがある。そういう時ほど書き手としてはテンションが上がる。

先日、コメントをもらっている時に
「『・・・・します!』みたいなコメントが欲しいんでしょ?」
と、言われたのにはちょっと参った。
なんと言うか・・・いわゆる予定調和のような。
〝お約束のコメントしときましょか?〟
みたいな・・・。
相手が取材に対して海千山千な方で、経験豊富だったという部分もあったのだけれども。

こちらが投げかけた質問が予定調和に近いものだったのかもしれない。だが、それで答えてもらったコメントは本音じゃないということである。できるだけ素直な〝なぜ?〟を持って質問しようと心掛けている。こちらの問いに対して本音の答えを引き出せた時は、やはり心への響き方がまるで違う。それが本当に取材対象の思いであるならば、それが読者にそのまま伝わるように届けたい。

本音の中には少なからず意外性が垣間見える。これこそが面白い。こちらが想像していた答えを超えた、思いがけないコメントの中にはリアリティがある。

さて、この意外性というヤツ。
それが想像の世界ではなく、現実の世界で突発的に起こるから面白いのだ。

「ブラジルだぁ~。勝てねぇ・・・・」
とか、
「一回戦でPLだぁ~。無理だぁ・・・」
とか。まったく無意味だと思う。とくにスポーツにおいては。格上だとか強豪だとか、そんなことを気にして萎えてるようじゃ勝てない。まず気持ちで負けている。

「試合の前に負けること考えるバカいるかよっ!」
・・・バシッ!


確かにアマチュアスポーツにおいては勝つことこそがすべてでもない。大切なのは、どれだけ自分が全力を尽くせたか、だと思う。全力を尽くせば意外性が生まれることは多々ある。そして、意外性があるからこそスポーツは面白いのだ。最後までどうなるか判らないから緊張し、どうなるか判らないからこそこの目で観たくなるのだ。スポーツの世界では〝まさか〟が現実に起こる。つまり意外性である。そんな〝まさか〟をこれからもたくさん現場で観ていきたいと強く願う。明日からは徳島の高校野球予選も始まる。高校野球の下馬評なんてまったくアテにならない。気持ちと勢いで番狂わせはいくらでも起こる。今年取材させてもらった球児たちには最後まで全力を尽くして頑張って欲しい。

意外性は、いつも現実の中にある。
何気な~く国道を運転中に見たこれ↓

IMG_1987-1.jpg

はっ!白馬っっっ!!!

しかも鞍上にはテンガロンハットの男・・・。
何事だッ!!!
キャスタードライバーのスギモリさんもびっくりだな、こりゃ(笑)。

〝まさか〟は、結構その辺に転がっている。

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2006/07/08(Sat)

星に願いを

「あの、たんざくに何か願いごとを・・・」
先日、髪を切りに行ったカット屋さんのお姉さんに帰りがけに言われた。

差し出されたのはオレンジ色の短冊である。七夕にお願い事するのなんていったい何歳以来だ?
よく見れば、カウンターの後ろにはお客さんとスタッフが書いたのだろう、たくさんの短冊がかけられている。突然何か願いごとを・・・と言われてもなかなか出てこないもので、なんかセンスいい一言はないか?と探してみたのだが、どれもいまいちだった。爆笑もとれそうにない。

「みなさん結構真剣に考えられるんですよぉ(笑)」
そんなニッコリ微笑まれたらますます焦るじゃないですか。
あまり見られて恥ずかしくない、大きな心に立っての願いごとを記しておいた。

高松であった取材の帰り、車を走らせながら暮れ行く今夜の七夕の空を見上げる。
雨こそ落ちてこないものの、厚い雲に覆われていて星空はまったく望めそうにない。台風も近付いてるそうだからしょうがない。たまたまかけていたCDがTHE BOOMだった。『星のラブレター』を聴きながら、この間の短冊のことを思い出した。渋滞も無く、のんびり車を走らせている心地良い空気の中で、改めて〝願いごと〟を探してみた。

一つあったわ!
大きいのが。

こればっかりはオレ自身の力だけじゃどうにもならない。かなったとしたならこんなに嬉しいことはないのだが、そこは神様にお預けしている運命だ。
内容は絶対に言わない。かなった時に、当人だけにしか。

そんなサプライズ、起きてくれへんかな。
あっ!流れ星がっ!!!

・・・もうすぐ夏だねぇ。

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2006/07/06(Thu)

Back to the Future

〝雨は降るわ、ミサイルは飛ぶは、仕事がつまるわ、で大変ですわ〟
そんなメールも届いた。
天候から、国際情勢から、確かに何やら不穏な空気が漂いっ放しの一日だった。今もほら、王監督が・・・。

そしてオレはと言えば、神戸に行ってきた。
神戸総合運動公園サブグラウンドで行われたサーパス(オリックスバファローズ二軍)と四国アイランドリーグ選抜チームの交流戦取材のためである。神戸なんて、その気になれば一時間ほどで来られる距離なのだ。高松に行くのと変わらないじゃないか。
片道¥5,000-かかるけど。

東京に7年、大阪に7年。その前に暮らしていたのがここ、神戸である。大学時代の4年間をこの街で過ごした。取材終了後、かつては日常の中にあった街並みを走ってみた。何年かごとにこうやってこの街を訪れているのだが、その度もう笑ってしまうくらい懐かしい。完全に記憶からはずれてしまっていた店の看板や、原チャリをカッ飛ばした思い出のコーナーが次々と現れる。あまりの変化に驚かされる部分もあるのだが、それはそれで〝はぁ~あそこがこうなりましたか!〟と感慨無量な気分にさせてくれる。
〝確かここをこっちに行くと・・・そうそう!こうなって・・・〟
大学時代の仲間とこの楽しさを分かち合いたくてしょうがないのだがそういう訳にもいかない。独りで走ってるのが実にもったいない。
おい!『とん平』なくなってたぞっ!

神戸に来たら必ず寄ることにしているラーメン屋でチャーシューメンを食べ、満腹になってからまたR2を四国へ向かって走った。ホントはちょっと買い物なんかもしたかったのだが、さすがに無理だった。

東京を出て、徳島に戻って来て。今オレ、関西からすごい近いところにいるんだよなぁ。
ヒマ見つけてまた絶対来よ!と思った次第である。
しかしあの高速料金、なんとかならんか。

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最近、淡路SAにできた観覧車。一緒に乗る時は覚悟しといてね

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2006/07/03(Mon)

一つの時代

思わず声を上げてしまったニュース速報で第一報を知り、22時前からのニュース番組で、本人から発されたメッセージをすべて聞いた。

中田英寿、引退を表明。

噂はそれこそW杯前から確かにあった。ゴシップの類として別にどうとも思っていなかったし、次の南アフリカのメンバーとしてどうなのか?なんて問題はまったくナンセンスだと思っていた。

ヒデの近くにいた人間はどうやら感じ取っていた様だ。
この6月に一つの時代が終焉を迎えることを。それが確実にやってくるのだ、ということを。

年齢や体力面の問題よりも、もっと大きなもの。
モチベーションという判りやすい単語でもなく。情熱という答えとして落としやすい言葉でもなく。それが〝なくなってしまった〟というより〝終わった〟のだろう。〝燃え尽きた〟という言葉が実は一番ふさわしいのかもしれない。

ブラジル戦が終わったあとのあの映像は、本当にそういうことだったのだと、今になって思い知らされている。日本代表はこの大会で、もう一つかけがえのない大きなものを失ってしまったのだ。'97年から代表を牽引してきた、大きな力を失ってしまったのだ。

あのシーンは本当に、一つの時代が終わった瞬間だったのだと、痛感している。

もう一つ言えば。
これは的外れな感想になってしまうのかもしれないが。
『F』の赤城軍馬の最後と、ヒデの最後がダブって感じられた。

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