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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2011/12/16(Fri)

背番号「2」 ~山村裕也、引退に添えて~

四国アイランドリーグplus 2011
2011.12.15. 山村裕也捕手(徳島IS)引退

 徳島インディゴソックスは15日付けリリースで、山村裕也捕手(24歳)から退団の申し出があり、これを受理したと発表した。任意引退となる。
 2010年に徳島IS入団、スローイングの良さと打撃の勝負強さを武器に正捕手となり、5月度の月間MVPを受賞。ベストナインに選ばれた。2年目の今年は開幕戦で左手有鉤骨を骨折し、戦列を離れたが6月に復帰。徳島ISの前期優勝、総合優勝に貢献した。
 10月22日に石川で行われたグランドチャンピオンシップ第1戦の2回裏、捕邪飛を捕球しようとしたプレーで左ひざを負傷した。シーズン終了後に医師の診断を受けたところ、半月板を損傷していることが判明した。手術した場合、復帰まで最低でも半年以上かかること。手術を受けたとしても完治する可能性が未知数であること。捕手というポジション上、ひざを酷使することなどを鑑み、引退を決意することとなった。


『背番号「2」』 ~山村裕也、引退に添えて~

 最後のインタビューとなったのは10月29日、グランドチャンピオンシップ第3戦が終わったばかりのJAバンク徳島スタジアム、一塁側ダグアウトだった。勝負の分かれ目となった二死満塁での捕邪飛落球について、「正直、技術的なものじゃなかった。これを克服しないと」と答え、自尊心をかなぐり捨てて己の精神面の弱さについて吐露していた。
 今にして思うのは、決して「精神面が弱かったわけではない」ということである。あの日、テーピングでガチガチに固められたひざに走る激痛のことなど、これっぽっちも口にしていない。
 だが、まったく言い訳にしなかったひざのケガを理由にグラウンドを去ることになってしまった。
「あしたからウェイトします! これで変わらんかったらクズでしょう! あんだけの経験して変わらんかったら!」
 真っ暗闇となったグラウンドに向けて強い口調で言い放ち、来季への強い意思表明をしていた。しかし、残念なことに二度とマスクを被ることはなくなってしまった。
 ひざに違和感があったのは公式戦終了後、宮崎でのフェニックス・リーグ辺りからである。チーム全体での秋季練習が終わり、横浜へと飛んだ。チームメイトの根鈴雄次(37歳、元エクスポズ3Aほか)とトレーニングに励んでいたが、ひざの痛みがいつまで経っても取れない。引かない痛みに疑問を覚え、一旦地元・大阪へと戻り医師の診察を受けている。
「普通やったら100の痛みが時間とともに減って行くじゃないですか。それが80、70となって、50くらいから引かないんですよ。で、これはおかしい!? ってなって。病院行ったら、『多分、半月板がぐちゃぐちゃになってる。もしかしたらひっくり返ってるかもわからない』って言われて」
 捕手にとってひざのケガは、肩以上に致命的だとも言える。医師は阪神・城島の例を挙げ、「彼もほら、長引いているでしょう?」と言ったという。
 もちろん、現役をあきらめてしまうことは本意ではない。
「そりゃ、野球はやりたいですよ。でも、『他のポジションでやる!』って言ったってムリやし。元々あと1年って決めてたし。親父とも相談して」
 元近鉄の投手であり、現在もNPBで審判員を務める父と話し合った末に決めた決断である。悔しさは残って当然だ。挑もうとしていた壁がそう簡単に越えられないことは、ほかの選手以上に身にしみて知っている。
 首脳陣には12月上旬に打ち明けた。ドラフト会議までに事情を話しておかなければ、来季のチーム編成において迷惑を掛けてしまうことになると思ったからである。そして、徳島ISは捕手2名を新たに指名した。
 アイランドリーガーとしては短すぎる。だが、濃密な2年間だった。
「小、中、高、大と優勝がないんです。前期も1位をなんとか確保するだけの仕事やったんで、後期優勝して独立リーグ日本一になりたいんですよね。それで思いっきりラスト、フェニックスでアピールして、今年1年が終了と」
 9月に取材した際のインタビューでそう語っている。年間総合優勝を経験して終わるだけの選手ではなかった。意識の高さ、ストイックさはNPBへ駆け上がって行った選手とも通じるものがあり、アイランドリーグでのラストシーズンとなるであろう2012年を終え、ドラフト指名されることを大いに期待していた。
 最後のインタビューを終えたあと、もう1つ宣言していたことがある。
「背番号、替えるつもりなんで。『2』で行きます!」
 これまで背負ってきた「29」を「2」に替える。それも来季、NPBへの切符をつかむために「変わる」ための手段の1つだった。背番号「2」を背負い、一回り大きくなった山村の背中を見ることは、ついになくなってしまったが。


山村裕也(やまむら・ひろや)1987年6月24日生まれ、24歳。捕手。184㌢、80㌔。右投げ右打ち。大阪府出身。八木学園高‐大阪商業大‐徳島IS(10~11)。10、11年捕手ベストナイン。入団以来、徳島ISの扇の要としてマスクを被る。今季開幕戦で左手のケガに見舞われ戦線離脱したが、6月に復帰。44試合に出場し打率.319。23打点、2本塁打。徳島ISの年間総合優勝に大きく貢献し、リーグチャンピオンシップMVPを獲得。2年連続の捕手ベストナインに輝いた。




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2011/10/30(Sun)

2011.10.29. 2011グランドチャンピオンシップ 第3戦 徳島IS 1‐3 石川MS

2011.10.10. 2011 グランドチャンピオンシップ 第3戦
徳島インディゴソックス(四国アイランドリーグplus王者) 1‐3 石川ミリオンスターズ(BCリーグ王者) <JAバンク徳島スタジアム>
コラム『ターニングポイント』は、『THE STADIUM』(http://thestadium.jp/)に掲載されています。




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2011/10/28(Fri)

2011.10.27. 2011 ドラフト会議

IMG_7038.jpg
香川OGからは4名が育成枠指名を受けた。
左から亀澤、中村、冨田、西森。

四国アイランドリーグplus 2011
2011.10.27. ドラフト会議結果

 27日、本日行われた『プロ野球ドラフト会議 supported by TOSHIBA』の結果、四国アイランドリーグplus から育成枠で7名の選手が指名を受けた。残念ながらドラフトでの指名は見送られたものの、7名のNPB選手誕生はアイランドリーグにとって過去最多の数字となる。指名を受けた選手は以下の通り。

横浜ベイスターズ育成枠1巡目 冨田康祐投手(23歳、香川OG)
横浜ベイスターズ育成枠2巡目 西森将司捕手(23歳、香川OG)
広島カープ育成枠1巡目 富永一投手(21歳、徳島IS)
広島カープ育成枠2巡目 中村真崇外野手(27歳、香川OG)
福岡ソフトバンクホークス育成枠2巡目 亀澤恭平内野手(23歳、香川OG)
福岡ソフトバンクホークス育成枠7巡目 飯田一弥捕手(25歳、高知FD)
読売ジャイアンツ育成枠2巡目 土田瑞起投手(21歳、愛媛MP)

 香川オリーブガイナーズの指名候補選手4名も、高松市内に設けられたドラフト会議中継視聴会場で食い入るようにテレビ画面を見つめながら、そのときを待った。育成枠最初の指名に「横浜1巡目、冨田康祐」の名前が呼ばれると、会場が大きな拍手に包まれる。富永一(21歳、徳島IS)、亀澤恭平(23歳、香川OG)、土田瑞起(21歳)の指名に続き、広島より指名を受けた中村真崇(27歳)が思わず目頭を覆う。続いて西森将司(23歳)が横浜に指名され、会場で吉報を待っていた4名全員がNPBの扉を開くことになった。また、最後の最後にソフトバンクより育成枠7巡目で指名された飯田一弥(25歳、高知FD)の名前が呼ばれると、ひときわ大きな歓声が会場に響き渡った。


指名後記者会見(要旨抜粋)

西田真二監督(香川OG)
「育成枠ですけども、彼ら4人は早く支配下になってですね。『1年目から勝負!』と。本当は欲を言えばドラフトに掛けて欲しかったんですけども、ドラフトにかかった選手より力はあると思います。ですから早く支配下になってですね、チームに貢献してほしいなと思います。それと、亀澤、冨田は1年ですけども、中村、西森というのはこのリーグで3、4年、着実に力を付けてですね。僕も感慨深いところがありますし、本当に思い出深い2人なので頑張ってほしいなと思います。中村は去年、悔しい思いをしていますので。本当に1年と言わず半年で。なんとかカープで力になれるように。『右の大砲』として期待してるみたいですから頑張ってほしいと思います」
(ドラフト指名がなく育成枠指名のみ。悔しい思いもあると思いますが?)
「率直に言いますと、彼らはドラフト候補としてドラフトで選ばれてもいい素材なんですけど、やはり各チームのチーム事情もありますしね。ですから『そう甘くないよ!』というところなんですけども。ですけどジャイアンツの松本、山口というような、育成から入ってすぐ一軍でバリバリ頑張っている選手もたくさんいます。やはり競争ですし、早く支配下になってチームの戦力になるというのが大事になってきますんで。スタートラインはみな一緒なんですね。ただドラフトの順位だけね。多少やはり高校生で伸びしろがあるとか、即戦力の社会人とか言うんですけども。ただ、このアイランドリーグの主旨に沿って7人も入ったわけですから。本当に7年前に比べれば確実に成長してるリーグですし、やはりこのリーグが存続するということの意義がまた一段と高まったんじゃないのかな、と思います」

冨田康祐(23歳)横浜、育成枠1巡目
「ホッとした、という気持ちが一番です。育成選手ということなんで、1日も早く支配下登録して戴けることを目標にして、そして一軍の舞台で活躍できることを目標にして頑張って行きます」
(育成枠最初の指名でしたが?)
「最初に呼ばれたときは自分でもびっくりしたというか、呼ばれてドキッとしたのは覚えてます。ただ、あんまり覚えてないです」

中村真崇(27歳) 広島育成枠2巡目
「ここに来るまでの道のりは本当に長かったですが、ここまで持ってきてくれた西田監督には本当に感謝してます。ここまで指導して下さったコーチの方々、長年支えてくれた両親とか親族の方々にも今は感謝の気持ちでいっぱいです。恩返しするためにも半年勝負という気持ちを持って一生懸命頑張ります」
(ようやく広島が自分の名前をやっと呼んでくれましたが?)
「あの場のときは本当に『頼む! 頼む!』と心のなかでずっと言っていたので、呼ばれたあとのことはホントに何が何だかよく分からなかったんですけど。とにかくホッとした、という感じですか、はい」

西森将司(23歳) 横浜育成枠2巡目
「ガイナーズ4年目になりますが、入団した当初は心身ともにホントに未熟で。ホントに香川オリーブガイナーズには4年間で育てて戴いたという感謝の気持ちでいっぱいです。香川オリーブガイナーズの代表として恥じないよう、しっかり一軍目指して、支配下登録目指して頑張っていきたいと思います」
(普段、涙を見せないキャラクターの西森選手に涙が見えました)
「普段から西田監督には『キャッチャーは安定感が大事やから』と言われてて。僕はすごく喜怒哀楽が激しい性格なんですけど、試合中は絶対そういうのを見せないでおこう、とか。人前では絶対喜んだり、喜怒哀楽を出さないようにと去年くらいから心掛けていて。『人前で絶対泣いたりしない!』って意気込んで来たんですけど。つい、この十数年の野球人生を振り返って、苦しいときもうれしいときもあったんで、そういうことを振り返ると自然と涙が出てきました」

亀澤恭平(23歳)ソフトバンク育成枠2巡目
「1年目だったんですけど、『1年目が勝負』と自分のなかで思って、必死で頑張った結果がこういう風につながったと思います。野球をあきらめかけてたときに、ガイナーズさんが続けさせてくれました。自分のなかでは本当に出会いというものに感謝して、これから一軍、支配下登録を目標にして頑張っていきたいと思います。いい仲間にも恵まれましたし、いい監督さん、コーチ、スタッフの皆さんも協力して下さって、本当に感謝してます」
(1巡目がすべて終わって2巡目はソフトバンクから。「そろそろ来そうだな?」という感じはありましたか?)
「(苦笑しながら)なかったです。呼ばれてうれしかったです」
(感動は?)
「感動というか…とにかくうれしかったです」




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2011/10/25(Tue)

充実感

2011フェニックス・リーグ16日目 第13戦
2011.10.25. 横浜ベイスターズ 4‐3 四国アイランドリーグplus選抜 <清武総合運動公園野球場>

IL 001 020 000|3
YB 202 000 00×|4

バッテリー
IL 土田(愛媛MP)、吉川(高知FD)、入野(愛媛MP)、冨田(香川OG) ‐ 飯田(高知FD)、笹平(愛媛MP)、西森(香川OG)
YB 陳、小林、佐藤祥、阿斗里、王 ‐ 黒羽根

本塁打
IL 
YB 荒波2ラン(1回、土田)、井手ソロ(3回、土田)

四国アイランドリーグplus選抜先発メンバー
6 亀澤(香川OG)
4 西本(高知FD)
5 国本(香川OG)
D 迫留(高知FD)
3 リ(香川OG)
8 島袋(香川OG)
7 陽(愛媛MP)
9 高田(愛媛MP)
2 飯田(高知FD)


 25日、『2011みやざきフェニックス・リーグ』は16日目、ここから第4クール(3試合)がスタートとなる。27日に行われるドラフト会議を前に、指名される可能性があるメンバーはこの試合を最後に宮崎を発つ。第13戦・横浜ベイスターズ戦は1つの区切りとなる試合となった。
 四国IL選抜の先発・土田瑞起(21歳)は立ち上がりからうまくリズムをつかむことができない。一番・梶谷隆幸の一ゴロをリ・ミョンファン(26歳、、香川OG、韓国)がファンブルし出塁を許すと、二番・荒波翔に右翼スタンドへ2ランをたたき込まれ、2点を先制された。
 四国IL選抜は2回表、横浜先発・陳冠宇(チェン・グァンユウ)から七番・陽耀華(25歳、、愛媛MP、台湾)の左前安打などで二死満塁のチャンスをつかむが、あと1本が出ない。だが3回表、二番・西本泰承(25歳、高知FD)、三番・国本和俊(27歳、香川OG)の連続安打で無死一、三塁とすると、五番・リの中犠飛で1点を返した。
 3回裏、横浜は四番・井手正太郎が左翼スタンドへライナーで突き刺さるソロ本塁打を放ち再び2点差とする。五番・松本啓二朗の投手強襲安打で一死一塁となったところで、四国IL選抜は土田に代わって左腕・吉川岳(25歳、高知FD)を投入する。しかし、二死一、二塁から八番・大原淳也(元香川OG)が左翼線に適時二塁打を放ち、横浜がリードを3点に拡げた。
 追う四国IL選抜は5回表、横浜の二番手・小林公太(育成)から先頭の二番・西本が遊撃後方に落ちるテキサス安打で出塁する。四番・迫留駿(20歳、高知FD)が四球を選び一死一、二塁となったところで五番・リが左中間を深々と破る。二者が還り得点は3‐4、再び1点差となった。
 6回表、この回からマウンドに登った横浜の三番手左腕、佐藤祥万から先頭の一番・亀澤恭平(23歳、香川OG)が三遊間を破る。2つの四死球で無死満塁のチャンスをつかんだ四国IL選抜だったが、中軸打線がいずれも凡打に倒れ、追加点を奪うことができない。
 横浜は4回以降、吉川の前に6回まで無安打、無得点を続ける。7回裏を入野貴大(22歳、愛媛MP)が、8回裏を冨田康祐(23歳、香川OG)が凌ぎ切り、最終回の攻撃に望みをつなぐ。
 だが9回表のマウンドに登った横浜の四番手・王溢正(ワン・イイゼン)の前に三者三振に終わり、得点はならなかった。横浜が4‐3で四国IL選抜を下して今大会6勝目、大会成績を6勝3敗2分けの4位としている。
 四国IL選抜の雪辱はならず、横浜から2敗目、大会成績は3勝7敗1分けの13位となった。
 この試合終了後、西田真二監督が率いた第2次チームは解散となり、明日26日からは吉岡雄二監督代行(愛媛MP)が率いる第3次チームでフェニックス・リーグ残りの5試合を戦う。


四国アイランドリーグplus選抜 第3次チームメンバー(10月26日~31日)

【監督】※吉岡雄二(愛媛MP、10月26日~27日)、※星野おさむ(愛媛MP、10月29日~31日)
【コーチ】前田忠節(香川OG)、萩原淳(愛媛MP)
【トレーナー】足立清(高知FD)

【投手】高尾健太(香川OG)、酒井大介(香川OG)、入野貴大(愛媛MP)、古舘数豊(愛媛MP)、井川博文(愛媛MP)、小林憲幸(愛媛MP)、吉川岳(高知FD) 以上7名
【捕手】大川修也(香川OG)、※寺英一(香川OG)、
笹平拓己(愛媛MP) 以上3名
【内野手】国本和俊(香川OG)、水口大地(香川OG)、甲斐弘樹(香川OG)、陽耀華(愛媛MP)、※村上祐基(高知FD)、※今中尭大(高知FD)、
※曽我翔太朗(高知FD) 以上7名
【外野手】島袋翔伍(香川OG)、リ・ミョンファン(香川OG)、高田泰輔(愛媛MP)、岡下大将(愛媛MP)、迫留駿(高知FD)、※鈴木達史(高知FD)、※真弥矢(高知FD) 以上7名 計24名
※ 第3次チームより新たに合流


『充実感』

 今大会が4度目のフェニックス・リーグとなった飯田一弥(25歳、高知FD)は、大会を通じて肩と打撃をアピールし続けた。この横浜戦にも懸ける想いがある。
「フェニックス最後の試合なんで。いいとこ見せたいし、気持ちよく帰りたいと思ってました。初回1点獲られてガクッ! と来たんですけど、1つ(盗塁を)セーフっぽいのをアウトにできて。『この次、打ったら代わるよ』って言われて、アイランドリーグ最後の打席にしたかったんですけど、いい当たりで。まぁまぁいい感じで終われたんで。4年目にして一番充実してるし、今までで一番チャンスが来てるんで。満足です!」
 2回裏に昨年36盗塁を記録した※石川雄洋の二盗を阻止している。最後の打席はレフト正面のライナーだった。今大会11試合に出場、19打数7安打、打率は.368を残している。明るい飯田らしい、笑顔を見せながらの「満足です」の一言には、これまで積み重ねてきた4年間が詰まっている。
 捕手としては西森将司(23歳、香川OG)もしっかりアピールを見せた。9試合に出場し14打数6安打、打率.429。7回表に代打で出場し、その裏からマスクを被った。8回裏には高森勇気を二塁で刺している。
「自分の力を出し切れたかな、とは思いますね。やれましたねぇ1日1日、今年1年は緊迫感持ってやれました。(27日を)僕も楽しみに待ちます」
 こちらは笑顔とはいかなかったが、やはり充実の表情を見せている。それはフェニックス・リーグの16日間だけでなく、4年目のシーズンを走り抜けての充実感だった。
 西本泰承(25歳、高知FD)のフェニックス・リーグにおけるテーマは「ケガをしないこと」、そして「守備」であったと言う。今日と同じ清武総合運動公園野球場での第2戦(12日)、ジャイアンツ戦の試合前ノックで額に当てた打球の腫れもとっくに引いた。チーム事情もあり、今大会は自信の本来のポジションである遊撃手よりも、サード、セカンド、ひいては外野まで、あらゆるところを守っている。
「エラーはしたくない。エラーせんのがすべてじゃないけど。守備で作ってリズムを出したかったんで。いろんなところを守っていい経験になったし、セカンドも居心地良くなってきました。やっぱりショートがいいですね! 最後、守ったじゃないですか。『ここが自分のところやな!』と思いましたもん」
 後半、亀澤恭平(23歳、香川OG)と組んだ二遊間の安定感は素晴らしく、今日も4‐6‐3のダブルプレーにネット裏でチャートを記録していた横浜の選手から「うまい!」という声が上がっていた。打撃も32打数11安打、打率.344、2盗塁と結果を残している。盗塁はもちろん、一塁までの全力疾走が印象的だった。
「普段通りのプレーをしようと。そんなときだけいいカッコしようとしても、見てる人には分かるじゃないですか! いつも通りゴロを捕って、全力疾走して」
 彼にとっては入団以来3年連続でのフェニックス・リーグになる。すべてやりきって高知で結果を待つ。
 9試合、すべて最終回に登板し9イニング無失点、8三振、3四球の成績を残し、冨田康祐(23歳、香川OG)も宮崎を去る。
「フォアボール3つとヒット3本、点獲られなかったんで。2人ランナー背負ったのも1回だけだったし、ランナー出してもそこから抑えることがしっかりできたんで。9回、全部無失点。シーズン通りのピッチングだったと思います。いつもよりレベルの高い相手で、こっちも選抜チームで自分のチームもレベルが高い。見ていて勉強になりましたし、普段はあんまり話さない他のチームのピッチャーと試合観ながら話したり、みんな仲良くさせてもらって。ライバル意識も高かったですけど」
 選抜チームとして選ばれた各チームの代表メンバーとして、闘志を燃やす部分もあれば刺激になる部分もあった。だが、やはり一番刺激になったのは今季のセーブ王、富永一(21歳、徳島IS)だったと言う。
「同じ抑えでやってて、しっかり三振を多く獲りたいと思ってるんですけど、あいつズバ抜けてたじゃないですか! 歳は下ですけどすごいと思うし、見習うところはありますから。中継ぎの人も岩根さん(岩根成海、徳島IS)や入野(入野貴大、愛媛MP)やいいピッチャーばっかりで、刺激になりました。この人たちよりもっといいピッチャーでいよう! 他の人が打たれてもオレは無失点で行こう! と思ってました。いい経験できました」
 フェニックス・リーグの最中にドラフト指名に関する新聞記事が出た。また、その頃から「今季のドラフト指名は不可なのではないか?」という憶測も飛び始めている。精神的に大きく揺さぶられるなか、それらを振り払うように毎日マウンドに登り続けていた。第2クールは4試合連続、第3クールの第9、10戦が雨で流れたため、第5戦から今日の第13戦まで、7試合連続登板での無失点ピッチングである。
 先日、行ったインタビューで「このフェニックス・リーグをしっかりやって終えられたら、ドラフト当日を楽しみに迎えられるんじゃないですかね」と語っていた。そこにたどり着くまでにやっておくべきことはすべてできた。もうここから先は自分の力が及ぶところではない。黙って待つのみである。最後の握手のあと「また、喜んで握手できるといいですね!」と、笑顔を見せてバスへと乗り込んだ。
 ドラフト前に挑む最後の試合が終わった。来年のチャンスをつかむために残って試合を続けるメンバーがいる。そして、これから選抜チームに合流してくるメンバーもいる。そこでつかむものもきっとあるはずだ。
 27日の運命のときをスーツ姿で待つ選手たちは、26日の朝、宮崎を発つ。やるべきことはやった。16時37分、選手たちを乗せたバスが球場をあとにした。徐々に赤くなり始めた清武の空に、白いうろこ雲が浮かんでいた。

※ 訂正しました。




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2011/10/23(Sun)

2011.10.23. みやざきフェニックス・リーグ 14日目 第12戦 四国IL選抜 0‐1 日本ハム

2011フェニックス・リーグ 14日目 第12戦
2011.10.23. 四国アイランドリーグplus選抜 0‐1 北海道日本ハムファイターズ <サンマリンスタジアム>

F  000 001 000|1
IL 000 000 000|0

バッテリー
F  ケッペル、多田野、松家、谷元、乾 ‐ 今成、中嶋
IL 高尾(香川OG)、吉川(高知FD)、井川(愛媛MP)、酒井(香川OG)、入野(愛媛MP)、冨田(香川OG) ‐ 飯田(高知FD)、西森(香川OG)

本塁打
F  飯山ソロ(6回、井川)
IL 

四国アイランドリーグplus選抜先発メンバー
6 亀澤(香川OG)
5 西本(高知FD)
3 国本(香川OG)
D リ(香川OG)
7 陽(愛媛MP)
8 島袋(香川OG)
9 迫留(高知FD)
2 飯田(高知FD)
4 水口(香川OG)


 23日、『2011みやざきフェニックス・リーグ』は第3クール最終日を迎えている。宮崎の空は快晴、朝はさわやかだった空も、昼前には夏を思わせる強い日差しとなった。四国アイランドリーグplus選抜チームはサンマリンスタジアムにて北海道日本ハムファイターズと戦っている。
 日本ハムは29日からのCS(クライマックス・シリーズ)出場のため宮崎で調整しており、三塁側ダグアウトには梨田監督以下一軍首脳陣らの姿もあった。陽岱鋼、中田翔ら、一軍で活躍する若手がスタメンに名を連ねている。
 四国IL選抜の先発は今大会ここまで2試合に先発し、いずれも好投している香川OGのエース・高尾健太(23歳)、走者を背負いながらもうまく打たせて獲り、無安打のまま序盤3回を無失点でしのぐ。4回表、四番・中田翔に左翼線への二塁打を浴び一死三塁のピンチを迎えたが、後続をうまく退け、4イニングを無失点で投げ終えた。
 日本ハムの先発・ケッペルも安定感のある投球でまったく相手打線に隙を与えない。5回裏まですべて三者凡退、四国IL選抜を完ぺきに封じ込めた。
 5回表を無失点にしのいだ左腕・吉川岳(25歳、高知FD)に代わり、6回表から四国IL選抜はサイドスロー・井川博文(23歳、愛媛MP)をマウンドに送る。だが、先頭の二番・飯山裕志に左翼へソロ本塁打を浴び先制点を奪われた。
 7回表、四国IL選抜の三番手・酒井大介(24歳、香川OG)が日本ハム打線を三者凡退に封じ込める。すると7回裏、日本ハムの三番手・松家卓弘から先頭の一番・亀澤恭平(23歳、香川OG)が中前打を放ち、この試合初めて先頭打者を出塁させる。三番・国本和俊(27歳、香川OG)の四球などで一死一、三塁とするものの、中軸にあと1本が出ず、このチャンスを生かすことができない。
 8回表、四国IL選抜の五番手・入野貴大(22歳、愛媛MP)は二番・飯山、三番・陽に連打を浴びながらも、7回からマスクを被った捕手・西森将司(23歳、香川OG)の二盗補殺などに助けられ無失点でしのぐ。9回表のマウンドに登った冨田康祐(23歳、香川OG)もヒットと四球で二死一、二塁のピンチを迎えたが、最後の打者を遊ゴロに打ち取り、最終回の攻撃にすべてを託する。
 しかし、四国IL選抜は9回表、日本ハムの四番手左腕・乾真大の前に三者凡退に終わり、逆転はならなかった。
 日本ハムが1点のリードを守り切って四国IL選抜を下し1‐0、前回対戦での雪辱を果たした。今大会成績を3勝6敗1分けとしている。
 四国IL選抜は昨日のハンファ戦に続き散発2安打と打線がまったくふるわず、今大会2度目となる完封負けを喫した。この結果、対日本ハム戦の成績を1勝1敗とすると同時に、今大会成績も日本ハムと同じ3勝6敗1分け(11位タイ)としている。


コラム『「試合慣れができてきました」』は、『THE STADIUM』(http://thestadium.jp/)に掲載されています。




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2011/10/22(Sat)

2年振りの宮崎で

2011フェニックス・リーグ13日目 第11戦
2011.10.22. ハンファイーグルス 1‐1 四国アイランドリーグplus選抜 <生目の杜第2野球場>

IL 000 000 100|1
E  000 100 000|1
※ 9回リーグ規定により引き分け

バッテリー
IL 小林(愛媛MP)、井川(愛媛MP)、入野(愛媛MP)、酒井(香川OG)、冨田(香川OG) ‐ 飯田(高知FD)、笹平(愛媛MP)、西森(香川OG)
E  チェ・ウソク、ムン・ジェヒョン、ヂョン・デフン、イ・ヨンキ、チョン・ミョンヒョク、キム・ギャンテー、チャン・ミンゼ ‐ ナ・ソンヨン

本塁打
IL 
E  

四国アイランドリーグplus選抜先発メンバー
6 亀澤(香川OG)
5 西本(高知FD)
8 島袋(香川OG)
3 リ(香川OG)
7 陽(愛媛MP)
D 迫留(高知FD)
9 岡下(愛媛MP)
2 飯田(高知FD)
4 水口(香川OG)


 22日、『2011みやざきフェニックス・リーグ』は13日目、宮崎の空はきれいに晴れ上がった。四国アイランドリーグplus選抜チームは生目の杜第2野球場において、第11戦・ハンファイーグルス(韓国)戦に臨んでいる。西田真二監督(香川OG)率いる第2次チームにとっては、いよいよこれが初戦となる。
 ハンファ先発・チェ・ウソクの変化球を捉えきれない四国IL選抜は、3回表に八番・飯田一弥(25歳。高知FD)が遊前テキサス安打を放つものの、4回まで無得点を続ける。
 四国IL選抜の先発は第2次チームから召集され、今大会初登板となる小林憲幸(26歳、愛媛MP、元千葉ロッテ育成)である。無安打投球を続けながらの4回裏、2つの四球などで一死二、三塁のピンチを迎える。六番・オ・ジュンヒョクの中犠飛によりハンファが1点を先制した。
 4回1失点の小林に代わり5回裏のマウンドには、こちらも今大会初登板の井川博文(23歳、愛媛MP)が登る。ヒットを許しながらも2イニングを無失点に抑えた。
 四国IL選抜は7回表、6回からマウンドに登ったハンファのニ番手左腕、ムン・ジェヒョンから三番・島袋翔伍(21歳、香川OG)が四球を選ぶ。ここでハンファは三番手に右の変則投手、ヂョン・デフンを送るが、七番・陽耀華(25歳、愛媛MP、台湾)に四球を与え一死一、三塁となった。ハンファは再び投手を交代させ、四番手左腕・イ・ヨンキを送る。六番代打・国本和俊(27歳、香川OG)の打球は惜しくも三塁手の正面を突き二死一、三塁に。七番・岡下大将(19歳、愛媛MP)への2球目にスタートを切った陽に対し、捕手の二塁送球が高く逸れ、四国IL選抜も無安打で同点に追い着いた。
 8回表、二番・西本泰承(25歳、高知FD)の死球などで一死一、二塁と勝ち越しのチャンスを得た四国IL選抜だったが、途中出場の三番・高田泰輔(22歳、愛媛MP)が二ゴロ併殺に倒れるなど追加点が奪えない。9回最後の攻撃もヒットが出ないまま無得点で終えた。
 7回から入野貴大(22歳、愛媛MP)、8回から酒井大介(24歳、香川OG)が無失点リレーでつなぐ。9回裏、冨田康祐(23歳、香川OG)がハンファの攻撃を三者凡退に切って獲り、試合は1‐1のまま9回リーグ規定により引き分けとなった。
 四国IL選抜は今大会、対ハンファ戦1敗1分け、大会成績を3勝5敗1分けとしている。


『2年振りの宮崎で』

 四国IL選抜・西田真二監督(香川OG)は試合後「ピッチャーは1点に抑えてくれて。90点くらい」と話している。
 先発の小林憲幸(26歳、元千葉ロッテ育成)、初登板の井川博文(23歳)、第1次チームから帯同している入野貴大(22歳)の愛媛MP投手勢が7回までを1失点で乗り切り、残り2イニングを酒井大介(24歳)、冨田康祐(23歳)の香川OG投手勢が無失点でしのいだ。投手陣としては十分な仕事ぶりだった。
 4回66球を投げ1失点(自責1)、4つの四球を出したものの打たれたヒットの数は「0」である。先発マウンドに登った小林が、まずは試合を作っている。
 だが、シーズンが終わってからは十分に技術練習を続けられている状況になかった。むしろ体幹などのトレーニング面に重きを置いている。
「投げてなかったスからね。トレーニングばっかやってて。(選抜メンバーに)選ばれたら選ばれたでなんとかなるかな? みたいな…」
 ほぼ、ぶっつけ本番のマウンドであったと言っていい。
 今季途中からフォームをクイックモーションに変え、徐々に安定感が出てきている。公式戦31試合に登板し、1完封を含む4勝5敗6セーブ、リーグ5位の成績となった防御率2.56がその証拠だ。今年つかんだものをより精度を上げ、再びNPBの舞台に戻る。そんな将来像を描いている。
 ストレートは良いキレを持って投げ込むことができていたが、やや変化球のコントロールがバラつき、ムダ球が多くなった。唯一の失点の原因となったのが4回裏の連続四球と、かなり良くなってきているとはいえ、まだまだ課題もある。
「多少力みもあって、全体的には悪かった。大分、昔みたいに開いて抜ける球が減っては来てるんですけど。全体的にフォアボールも少なくなって来てるし…ま、今日はちょっと多かったですけど。コースコースを突けてるから。前は真ん中狙って投げたのが散らかってましたけど、今はコースで1個2個球ずらして投げられてる」
 急きょ招集となった今回のフェニックス・リーグで、一体どれくらいのパフォーマンスを出すことができるのか? 自信よりも不安の方が大きかったことは否めない。だが、1カ月空いたこのタイミングで、この投球ができれば決して悪くはない。そんな風に感じている。
 小林にとってフェニックス・リーグを経験するのは2年振り、しかも2年前はまだ千葉ロッテのユニフォームを着ていた頃である。この場所に来て、すれ違うNPBの選手たちを見てわき上がった記憶も少なくない。
「やっぱりね。相手が相手なだけに変な力みも出るだろうし。いかにリラックスして投げるか? ですよね」
 NPBを去ってからの2年間で得たものを、ここで披露してみたいという気持ちも当然ある。今日の試合のネット裏には当時の小林を知るロッテのスタッフも訪れていた。
「今日も編成来てたじゃないですか。『145キロ出てるんだって? ロッテにいたときより球いいんじゃないの?』って言われて。やってたことは間違いじゃなかった、って言いたいんで」
 まだ、今はNPBに戻るべきタイミングではないと思っている。このオフにしっかりトレーニングを積んで体幹を鍛えたい。身体の柱となる部分に筋肉をつけて。
「実戦も大事ですけど、そっち優先して」
 すでに宮崎を去った徳島IS・大谷龍次(22歳、元ロッテ育成)が、球場の敷地内に入って来た選手送迎用の派手なカラーリングのバスを見てこんなことをつぶやいていた。
「再来年は絶対あのバスに乗ってやるからね!」
 小林が考えていることも同じだろう。これから自分がやるべきことは分かっている。さらに今、宮崎ですべきことは「絶対にあの場所に戻るのだ」という強い意志を、自分の胸に焼き付ける作業である。




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2011/10/21(Fri)

2011.10.21. みやざきフェニックス・リーグ 第12日目 第10戦 四国IL選抜 雨天中止 東北楽天

IMG_6970 (2)
屋内練習場で3時間半みっちり練習、明日のハンファ戦に備えた

2011フェニックス・リーグ12日目 第10戦
2011.10.21. 四国アイランドリーグplus選抜 雨天中止 東北楽天ゴールデンイーグルス  <サンマリンスタジアム>

 21日、12日目を迎えた『2011みやざきフェニックス・リーグ』だが、宮崎市内は朝から雷鳴が轟く雨の一日となった。予定されていた第10戦、四国アイランドリーグplus対東北楽天ゴールデンイーグルス戦も早々に中止が発表されている。
 四国IL選抜のメンバーは8時30分より宮崎県総合運動公園内にある屋内練習場にて練習を行った。ウォーミングアップのあと、野手は30メートルダッシュ計測(×3本)のあとフリー打撃、投手陣はランニングメニューなどをこなしている。
 また、2カ所あるブルペンでは酒井大介(24歳、香川OG)、吉川岳(25歳、高知FD)、土田瑞起(21歳、愛媛MP)、井川博文(23歳、愛媛MP)らがそれぞれ投球練習を行った。
 野手全員のフリー打撃が終わったあと、迫留駿(20歳、高知FD)、岡下大将(19歳、愛媛MP)、リ・ミョンファン(26歳、香川OG、韓国)、西本泰承(25歳、高知FD)らが再びゲージに入り特打を行っている。さらに迫留は特打のあと、西田監督、前田忠節コーチらにマンツーマンで指導を受けながらティー打撃を繰り返していた。
 練習は3時間半後の12時3分に終了、12時30分に練習場をあとにしている。

■ 先発登板予定だった土田瑞起投手(21歳、愛媛MP)

「投げたかったです。心待ちにしてたんですけど…。萩原さんが来て、フォームのこととかいろいろ…。スピードじゃなくフォームを気にしながら投げてます」
(特にどういったところを?)
「真っ直ぐと変化(球)の腕の振りがまだ違うから。変化は曲げようとしてるのが分かるんで、真っ直ぐと同じフォームで投げられるように。まだ変えたばっかなんで。フェニックスに来る3日くらい前に変えたばっかなんです」

 明日、宮崎市の天気予報は曇り時々雨、午前中の降水確率は20パーセントとなっている。明け方には雨も止みそうな気配だ。試合が行われる生目の杜第2野球場の水はけは非常に良いため、天候の早い回復が期待される。




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2011/10/20(Thu)

2011.10.20. みやざきフェニックス・リーグ 11日目 第9戦 埼玉西武 雨天中止 四国IL選抜

 IMG_6947.jpg
南郷スタジアムのグラウンドにはシートが被せられていたが…

2011フェニックス・リーグ 11日目 第9戦
2011.10.20. 埼玉西武ライオンズ 雨天中止 四国アイランドリーグplus選抜 <南郷スタジアム>

 20日、『2011みやざきフェニックス・リーグ』は11日目、ここから第3クール(4試合)がスタートする。四国アイランドリーグplus選抜チームも新たなメンバー11名が合流し、第2次チームとなった。
 第2次チームの初戦は南郷スタジアムでの埼玉西武ライオンズ戦である。南郷の天候は小雨、グラウンドにはシートが被せられ、選手たちは10時より室内練習場を借りて練習を行った。投手陣はランニングメニュー、野手はフリー打撃などを行って試合に備えたが、練習を終えて球場に戻ろうとしていた11時29分、試合中止が決定した。
 ここまでスケジュール通りに行われていた四国IL選抜のフェニックス・リーグで初の雨天中止となっている。選手は一旦、全員が選手控室に戻ったあと、投手陣のなかから小林憲幸(26歳、愛媛MP、元千葉ロッテ育成)、入野貴大(22歳、愛媛MP)、冨田康祐(23歳、香川OG)の3名がブルペンに入り投球練習を行っている。
 投球練習は12時10分に終了、選手たちは12時43分にバスで球場をあとにした。

■ 第2次チームを率いる西田真二監督(香川OG)

「やれたら良かったんやけど。メンバーが代わって、私もあと数試合、ドラフトもあるんでね。このリーグの選手たちもこんな環境で野球をやらせてもらえることをしっかり受け止めて欲しい。(今日は)顔合わせだったんやけど、ちょっとほぐれたかもわからんね。あしたからまた3試合、私は楽しみですよ!」

■ 先発登板予定だった吉川岳(25歳、高知FD)

「投げたかったですね。準備もしっかりできてたんで」
(スライド登板は?)
「いや、聞いてません。まだわかんないですけど、中継ぎでもいいんで投げたいです」

 なお、23日に予定されている第12戦、北海道日本ハム戦(サンマリンスタジアム)が、CSを見据えて宮崎で調整に入った一軍との対戦になることが濃厚となった。実現すれば09年10月17日、生目の杜第2野球場で行われた日本ハム戦以来となる。この試合では先発マスクを被った荒張裕司捕手(徳島IS・当時)がチャンスをつかみ、後のドラフトで日本ハムから指名されるに至っている。




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2011/10/19(Wed)

2011.10.19. みやざきフェニックス・リーグ 10日目 移動日

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冨田、入野、飯田らが宮崎を離れるメンバーと別れを惜しむ

2011フェニックス・リーグ 10日目
2011.10.19.  移動日

 19日、『2011みやざきフェニックス・リーグ』は練習日(予備日)、四国アイランドリーグplus選抜チームは第1次メンバーと第2次メンバーとの入れ替えを行う。
 石川で行われるグランドチャンピオンシップ出場のため、宮崎を離れる斉藤浩行監督以下徳島インディゴソックスの選手11名、また辻武史コーチとヒジのケガのため流大輔内野手(22歳)がチームを離れた。午前7時30分、飯田一弥(25歳、高知FD)、冨田康祐(23歳、香川OG)、入野貴大(22歳、愛媛MP)らが見送るなか、車2台に分乗して宮崎市内の宿舎を出発している。今回選抜チームを離れたメンバーは以下の通り。

斉藤浩行監督、島田直也コーチ(以上、徳島IS)、辻武史コーチ(高知FD)
【投手】岩根成海、富永一、大川学史(以上、徳島IS)
【捕手】山村裕也(徳島IS)
【内野手】松嶋亮太、根鈴雄次、國信貴裕、東弘明(以上、徳島IS)流大輔(高知FD)
【外野手】大谷龍次、中川竜也(徳島IS)

第1次選抜チームから第2次選抜チームに継続して召集された選手は完全オフとなる。新たに合流する西田真二監督(香川OG)以下、コーチ2名、選手11名は、今夜宮崎入りする予定だ。




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2011/10/18(Tue)

思い切って、腕振って

2011.10.18. 斉藤四国IL選抜、第2クール終了
斉藤アイランドリーグ選抜がラストゲームを白星で終えた

2011フェニックス・リーグ 9日目 第8戦
2011.10.18. 四国アイランドリーグplus選抜 11‐2 千葉ロッテマリーンズ <天福球場>

M  001 010 000|2
IL 320 001 05×|11

バッテリー
M  光原、鈴江(育成)、林(育成)、秋親、山口(育成)、山本 ‐ 小池
IL 古舘(愛媛MP)、富永(徳島IS)、土田(愛媛MP)、冨田(香川OG) ‐ 山村(徳島IS)、西森(香川OG)

本塁打
M  
IL 中川3ラン(8回、山口)

四国アイランドリーグplus選抜先発メンバー
6 西本(高知FD)
5 松嶋(徳島IS)
4 國信(徳島IS)
3 リ(香川OG)
2 山村(徳島IS)
D 根鈴(徳島IS)
8 島袋(香川OG)
7 中川(徳島IS)
9 高田(愛媛MP)


 18日、『2011みやざきフェニックス・リーグ』に参戦中の四国アイランドリーグplus選抜チームは、第2クール(4試合)最後の試合となる第8戦・千葉ロッテマリーンズ戦に臨んだ。日差しはあるがやや風が強い秋晴れの下、12時58分ニプレイボールとなった。
 四国IL選抜は今大会2度目の先発となる左腕・古舘数豊(22歳、愛媛MP)をマウンドに送る。立ち上がりから完ぺきな投球を見せ、初回の攻撃を三者三振、たったの9球で終えた。
 打線も初回からロッテ先発・光原逸裕を攻める。二死満塁から八番・中川竜也(21歳、徳島IS)の右前適時打など、打者一巡の攻撃で3点を先制した。2回の裏にも六番・根鈴雄次(37歳、、徳島IS、元エクスポズ3Aほか)の2点適時中前打で追加点を奪い5‐0とリードを拡げる。
 ロッテも3回表に二番・角晃多(育成)の適時中前打、5回表には左翼線への二塁打で出塁した一番・生山裕人(育成、元香川OG)が二番・角の右犠飛で還り、2点を奪い返す。5‐2と四国IL選抜が3点をリードして前半を終えた。
 6回裏に1点を追加した四国IL選抜は8回裏、この回からマウンドに登ったロッテ五番手・山口祥吾(育成)を攻め込む。七番・島袋翔伍(21歳、香川OG)の中前適時打、八番・中川の左翼スタンドにライナーで飛びこむ3ランなどで5点を奪い試合を決定づけた。
 6回2失点で後続にマウンドを譲った古館に代わり、7回を富永一(21歳、徳島IS)、8回を土田瑞起(21歳、愛媛MP)とつなぎ、最後は冨田康祐(23歳、香川OG)が無失点のまま締めくくった。
 13安打を放った四国IL選抜が11‐2でロッテを下し、前日の北海道日本ハム戦に続く連勝を収めた。第2クールを終え、四国IL選抜の成績は3勝5敗、順位を15位タイから12位に上げている。ロッテは3勝4敗1分け、順位を6位から8位に落とした。
 斉藤浩行監督(徳島IS)が監督を務めた四国IL選抜第1次チームは、徳島ISがBCリーグとの独立リーグ日本一決定シリーズ『2011グランドチャンピオンシップ』出場のため、メンバーが入れ替わる。明日、宮崎を去る徳島ISの11選手、また右肘のケガのためチームを離れる流大輔内野手(22歳、高知FD)と入れ替わりに新メンバー12名が宮崎入りする予定だ。
 新たなメンバーを加えた第2次チームは西田真二監督(香川OG)の指揮の下、20日から第3クール(4試合)に臨む。


四国アイランドリーグplus選抜 第2次チームメンバー(10月20日~25日)

【監督】※西田真二(香川OG)
【コーチ】※前田忠節(香川OG)、※萩原淳(愛媛MP)
【トレーナー】高木俊文(愛媛MP)

【投手】冨田康祐(香川OG)、高尾健太(香川OG)、※酒井大介(香川OG)、入野貴大(愛媛MP)、土田瑞起(愛媛MP)、古舘数豊(愛媛MP)、※井川博文(愛媛MP)、※小林憲幸(愛媛MP)、吉川岳(高知FD) 以上9名
【捕手】西森将司(香川OG)、※大川修也(香川OG)、飯田一弥(高知FD)、※笹平拓己(愛媛MP) 以上4名
【内野手】亀澤恭平(香川OG)、※国本和俊(香川OG)、※水口大地(香川OG)、※甲斐弘樹(香川OG)、西本泰承(高知FD)、※陽耀華(愛媛MP) 以上6名
【外野手】島袋翔伍(香川OG)、リ・ミョンファン(香川OG)、高田泰輔(愛媛MP)、※岡下大将(愛媛MP)、※迫留駿(高知FD) 以上5名 計24名
※ 第2次チームより新たに合流


コラム『思い切って、腕振って』は、『THE STADIUM』(http://thestadium.jp/)に掲載されています。




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